武ニュースDiary


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2011年09月04日(日) 雑誌記事(ELLE MEN 9月号�◆法�ビオテルム・イベント動画もう1本

ELLE MEN 9月号続き。インタビュー部分です。

――みんなあなたのことを「控えめ」の一言で表現しますが。


金城武 本当はいわゆる「控えめさ」は、どの人の性格にもあると思うんです。
人によって表れ方が違っているだけで。
ずっと思っているんですけど、どうして他の人に、
「ねえ、なぜあなたはそんなに派手なんですか?」と聞かないんでしょう。
芸能人は、オープンだったり、他の人にいろいろ話したりするのが好きな人が多いけれど、
ぼくは違うんです。
内向的なほうだし、人見知りするところもあるし、社交的なことはは恥ずかしい。
派手にするのが好きな芸能人がいると言うけれど、それはその人たちの個性で、
もしかしたらそれが楽しいのかもしれない……よくわからないです。

――身近に心を開ける相手はいますか?

武 家族ですね。でも、仕事のことを家族に打ち明けたりはしません。
家族はぼくの仕事のことはよく知らないから、
聞いてもらっても、ぼくがグチを言うだけになるんですよ。
だんだん、家族も(仕事のことは)あまり聞かなくなりました。

――どんなことを話すんですか?

武 何を話すか……(考え込む)わからないな、
すごくふつうの、日常の暮らしのことです。

――お聞きしていると、シンプルな生活が心が晴れるようですね。

武 心が晴れるのは、例えばご飯を食べるとかでしょ(笑)。
街をぶらぶらすることはあまりないです、
外国に行くともっと街に出ます。

――ネットで、あなたは1着の服を何度も着ていると言われてましたが。

武 (笑)出かけるときは、靴もあの同じのだし、ズボンも同じですよ。
だって、たくさん持っていても絶対使いきれないから。

――では、おしゃれの傾向は……

武 ほら、仕事のときは、みんながいい服を用意してくれるでしょう、
普段はこんなかっこうをわざわざすることはないですよ。
楽なのがいい。ゆったりしたジーパンとTシャツです。

――体力作りは全然していないという噂ですが。

武 ほんとですよ。本当は前はぼくもスポーツが好きだったんです。
でもぼくが好きなのは、球技とかで、
一緒にやる人が何人も必要でしょ、1人じゃ遊べない。
誰が一緒にやってくれる? 
ジムも試してみたことがあるんですが、つまらなかった。

――最近、日本ではやっている言葉で、「癒し系男子」というのがあります。
あなたもそのタイプだと思っている人は多いですよ。


武 その言葉は初めて聞きました。でも、それもいいんじゃないかな。
他の人はなんで僕のことをこんな風に言うんだろうなんて、思ったことありません。
全部喜んで受け入れますよ。

――陳昇さん(金城武は芸能界に入ったばかりのとき、彼の弟子だった)が
インタビューであなたのことをこう言ってました。
あなたは「10キロ圏内には、誰1人近づくけない」って。


武 (沈黙)なんて言わせたいの……ありがとう、昇哥(セングー)。ありがとう。

――台湾の女性芸能人たちは、あなたを夢の恋人だと思っています。

武 そういうふうに言われると、ばつが悪い、きまり悪いです。
それに誰かがそう言うと、すぐマスコミにそのことについて聞かれて、
どう答えていいかわからない。
もちろん、うれしいですよ。
 
――クレイジーな女性ファンに出会うこともあるでしょう?

武  「クレイジー」と言うのはあまりよくない、熱意が過ぎると言うのかな。
例えばトイレにまで入ってきちゃうんです。
感動させられたこともたくさんありますよ。
でも、それは言いたくない。自分が知ってればそれでいいです。
だって、もし言ってしまったら、それを(真似して)する人が多くなるでしょうから。

――みんな、あなたはずいぶん独身が長いなと思っています。

武 今はメディアが発達してしまったので、事が大きくなってしまいます。
感情がまだどうなるかわからないときに、傷ついてしまうことがよくあります。
今は1人で飛び回っていると、寂しいなと感じることもありますよ。
でも、今、(映画出演の)チャンスがたくさんあって、
それぞれとてもいいチャンスだから、
それをしっかりやるべきだと思っているんです。

――あなたが一言も言わなくても、周りの噂やらなんやらは、
ずっとなくなりませんでしたよ。


武 他の人が噂するのは、ぼくもどうしようもないです。
他の人がおまえは神秘的で控えめだと思って、すごくそれを書きたがる、何を?
与太話でしょう。

――みんなはあなたを誤解している?

武 正常なことだと思います。人によって審美観は違うんですから、
好き嫌いも違うし、誰かがAと言えば、他の人はBと言う。
当たり前のことだし、どうでもいいことです。
その人がそう思うなら、そうなんでしょう。
人にはいろいろな面があって、ちょうど、誰かがある映画を好きなのに、
友達は大嫌いということもありうるように。

――ほとんどの第一線の監督と仕事をしてきて、きっと様々な経験があったでしょうね。

武 どの監督も違いますね。ある人は物語を語るのが得意だし、
ある人は演技が上手、チャン・イーモウのようにね。
あの人は現場で演じて見せてくれるんです。
ウォン・カーウァイは何も言ってくれないタイプですね
――実はぼくは彼が何を考えているのか全然わからない(笑)。
違う特色があるのはいいことで、そうでなかったら、ぼくも変わらない。
違う監督に出会うことで、うまく行っても行かなくても、火花を散らすことができます。
たとえ火花が散らなくても、ある過程を経験することができる。

――演じる上で、経験と才能と、どちらの方が重要ですか?

武 ぼくは養成所の出身でもないから、その質問に答える立場にいません。
ぼくの見方は、俳優は優れた監督に出会わなくちゃいけない! ということです。
カメラマンもとても大事です。
例えば、容貌に恵まれていても、もっと大事なのは、
(カメラで)その人の瞬間を捕まえてもらうことです。
演技が下手なら、監督は演技がうまいように撮ってくれる才能がなくちゃならない。
もちろん、演技が重要じゃないと言ってるわけじゃないです。それは基本ですから。

――「恋する惑星」があなたの代表作品だと考える人は多いですね。

武 それはぼくがウォン・カーウァイ監督と初めて仕事をした映画です。
ありがとうございます、監督。
ぼくが今でもこの映画の仕事をしている、大きな原因は彼なんです。
みんなで集まって考えて、みんなで集まって1つの作品を作り上げる
――この過程が好きなんですよ!
演技を学んだわけじゃないけれど、ぼくには経験があって、
その中で少しずつどう演じるべきか分かってきました。

――あなたに映画を好きにさせたのは、ウォン・カーウァイなんですね。

武 そのころ、ぼくはウォン・カーウァイが誰かも知りませんでした。
芸能界が全然わかっていなかったんですね。
彼と一緒に撮影をしても、ぼくは目上の人への礼儀も知らず、プロセスも理解できなかった。
でも、彼がぼくに与えてくれた環境はすごくよくて、
自由に演技をさせてくれ、みんなで遊んでいるような感覚でした。
監督は毎日違うストーリーを話し、毎日違う�狄祐峇愀賢瓩砲覆襪鵑任后�
この人が今日はぼくの姉さんで、明日になると友達になっていたりする。
毎日違うんです。
それに、毎日酔っ払っているカメラマン(クリストファー・ドイルのこと)がいましたからね(笑)。
みんながぼくに映画撮影は面白いぞと思わせてくれたんです。

――何人もの俳優が、ウォン・カーウァイはフィルムを使って俳優に練習させる、
とても贅沢だ、と言っています。


武 大抵の人は学校で演技の方法を勉強して、舞台の経験がありました。
でもぼくはウォン・カーウァイに出会って、本当に幸運でした。
興味を起こさせてくれたんです。
(映画を撮ることは)有名になるためじゃないし、スターになるためでもない。
面白いから、続けたいと思うんです。
ぼくの気持ちは、いい映画にしよう! ということ。とても単純です。

――俳優とスターの違いをどう考えますか?

武 その質問は……ちょっと待って。
いい俳優はいいスターにはなれないということかな?
ぼくもわかりません。
それは全部周りの人が決めることで、みんながどう見るかなんだと思います。
もし、自分でやりたいことと、出会った仕事が違うとしたら、
結果は全然違ってくるでしょう。
ちょうど、さっきぼくが「自分をつかまえてくれる人」がとても大事だと言ったように、
すごくスターになりたいと思っているのに、
非常に優れた監督に出会っていい俳優に撮られてしまう。
またあるいは、いい俳優が、監督につかまって逆に花瓶になる人もいる(笑)。
それもいいでしょう、とてもいいスターになるチャンスを得たのだから。


彼はいつも、他の人にどう見られようと気にしないと言う。
とてもこだわりのない様子に見える。
神秘的、あるいは控えめ、扱いにくい、あるいは他人行儀、
それは生まれながらの性格なのか、それとも自己防衛なのか。
彼は、すべては見る人次第で、当人とは関係ないと考えている。
ファンから離れ、芸能界から離れ、人々の群れからさえ遠く離れ、
ただ、シンプルでいたいだけなのだ。

40歳という不惑の年齢が少しずつ近づいてくる。
「朝日と夕陽を愛で、存分に呼吸し、大自然の素晴らしさを味わう」ことを好む。
金城武はおしゃべりが苦手で、社交的なものには腰が引けてしまう。
相手が決まり文句のお世辞を言っているなと気づいてしまうと、
もう話の後を続けることができず、たちまち固まってしまう。
たとえ、演技について質問されても、
その当時、どう考えていたかを忘れている訳ではないのに、
手柄は全部すっぱり監督のものにしてしまい、
まるで自分は言われたとおりにしただけのような態度をとる。

タン・ウェイは「撮影が済むと、彼はすぐ車に消えてしまうのよ」と笑っていた。
「投名状(ウォーロード)」の撮影中、あるはっきりとした対比が見えた。
アンディ・ラウが冗談を喜色満面で語り、周りを聴衆観客がびっしり取り囲んでいる。
だが金城武は、ただ静かに端に座っているので、
周りの者はとてもクールな人間に感じ、あえて近寄らない。
「何を話したらいいかもわからないんですよ。
ぼく、前に一度やってみたことがあるんです、明るく、たくさんしゃべるようにして。
でも、結局本当に下手なんですよね」  (完)



●ビオテルム・イベント動画もう1本

新しいものじゃないんですが、これは記録として載せておきたいかなと。
「商演」についての反問も出てきます。





   BBS   ネタバレDiary   22:15


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