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金城武の三部曲・下 1:35 運命的な出会い もう1つ。 You Are My Destiny―-運命的な出会い〜「ゴールデンボウル」 20:56 金城武・黒木瞳主演の「ゴールデンボウル」を見終わったばかりだ。 肩が凝らず、コメディー風味の、しかし幸福感に満ち溢れる小品であった。 常識を越えたストーリー、あまりにもハッピーな結末。 しかしそれにもかかわらず、素敵な金城武と可愛らしい黒木瞳 (40歳の女性に使うにはあまりふさわしくない形容詞だが、 ドラマの中では本当に可愛いのだ)の先が読めないやりとり、 男はかっこよく、おかしく、女は美しく、気が強く、 全ての不合理も気にならず、やや誇張されたストーリーにはまってしまう。 主題歌はポール・アンカのオールディーズ「You Are My Destiny」。 聞いているとぞくぞくするような感動があるが、 運命的なめぐりあいというテーマをにじませてもいるのだ。 最終回での、芥川周と、佐倉瞳と離婚したその夫との会話に、 私は深く感ずるものがあった。 「普通浮気くらいで中々こうはならんだろう。(中略) 瞳は君に会わなければ、私の浮気をきっと見てみぬフリをしたさ。 そして私も夢から覚めて妻に戻っただろう」 確かに、佐倉瞳はただの平凡な主婦だった。 ボウリングも、煩瑣な家事のストレス解消のための一種の気晴らしにすぎない。 夫の浮気に遭ってもひとり耐えるしかないのだ。 体面と夫の仕事を考えて、表向きは何事もなかったように装い、 妻の寛大さを見せて、自分自身のよきイメージを壊さないようにしなければならない。 これは、世の既婚女性の姿でもあるはずだ。 しかし、ゴールデンボウルで彼女は芥川と出会う。 さっそうとして、凄腕で、しかし温かい心根の若い男だった。 彼女としょっちゅう言い争いをして、いつも痛し痒しのところを突いてくるけれども、 何より重要なのは、彼が彼女の心の内に、進んで耳を傾け、 その思いを理解してくれたことだ。 2人の運命はこうしてしっかりと結び合わされ、 2本の平行線が思いもかけない交差点を見出すように、 彼は彼女の孤独な傷付いた心を慰め、 彼女は彼の罪悪感を解いてやる。 予想もしなかった出会いが、2人の運命を変えてしまった。 未来のことは知りようがないが、今のことならしっかりとつかんでおいた方がよい。 もしかしたら、だれもが運命的な出会いを待っているのかもしれない。 自分を変えてくれる人と出会うことを! (pinky文) 2本の平行線が交わる……って、「向左走、向右走」の言葉と同じようですね。 投票所 BBS
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