| 2011年04月18日(月) |
ともだちから勧められていた書「小指のおかあさん」良かった。 |
かなり以前に友人のブログで知ってすごく読みたくなって取り寄せておいた本、に やっと腰落ち着けて、ちゃんと読み終わったのが今日。
いやあー、胸をうたれた。
NPO「バイリンガル・バイカルチュラルろう教育センター」 http://www.bbed.org/index.html 事務統括ディレクター であり 学校法人明晴学園理事 玉田さとみ氏の著、
「小指のおかあさん」(ポプラ社)http://www.bbed.org/information_folder/index.html#koyubinookaasan
生まれた赤ちゃんが耳の聞こえない子だったと知り、最初は並大抵じゃないショックを受けつつも、 「聞こえない人」としてより「眼の人」としての、ろう児の豊かな教育環境を必死で探りながら 人のつながりの輪を着々と広げ深めていって、とうとう学校を作ってしまった、この 「お母さん」(&お父さんもね。)素晴らしいわ。
感嘆すべきところは色々数々あるけど、その中で ろう児には日本手話※での教育が必要だってことを多くの人々に知らせる 「1分プレゼンテーション」作戦がナイスだと思った。 様々な分野の勉強会や講演に参加した時のための技。 講演者にすぐに目に留まるように前列に座り、質疑応答の時間で必ず手を挙げ、指名されたら、 質問の前に一分間で自己紹介と活動内容をアピールする、というもの。 それを数百回の講演会参加でコツコツ繰り返したというからすごいなあ。
ここまでできたのは、尋常ならぬ(月並みな言葉になっちゃうけどこれしか)愛、が あったからではないですか。
普通に考えたら諦めてしまう状況でも、困難を良い方向へ変換して進んでく人、に 人は感動しちゃうもんだけれども。 そのモチベーションとなるのは自己愛→家族愛→人類愛と押し拡げていける魂のエネルギーで、それがあれば、 やっぱ強い。
※日本手話。日本のろう学校では当然これで授業をやっているんだろうと私も思い込んでいた。 違うんですね。 ろうの方々にとっての手話こそは大切なコミュニケーション手段、教育手段に適した「母語」であって、唇の動きを読ませるやりかた(聴覚口話法)だけを強制させる従来の日本の教育法では大いに問題がある、ということで 著者が活動しているNPOでは、 アメリカなど諸外国で成果が上がっている「バイリンガル教育」(手話と読み書きの二つの言語を併用する教育)を、日本にも普及させることを目指している。
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