今朝の娘のランドセルは軽かった。 午前中は、学校で収穫した米でおにぎりパーティだそうだ。 午後から、5年生合同お楽しみ会。ここでは保護者も手伝いスタッフとして先ほど参加してきた。
学級代表委員さんが企画してくれたもので 自宅から各自持ってきておいたダンボールや色紙やその他の廃材を材料に、 体育館いっぱいを使って、 子どもたちがグループごとに、自分たちの 基地とかお家とか迷路とか城とかを築く。 二時間かけて。 設計図は、予め大まかに計画されていたらしい。 出来上がったら、作品とともに記念写真を撮ってもらい、 そこでオヤツを食べて遊ぶ。 下校時刻になったら、潔く全部壊して、古紙として持ち帰る。
保護者スタッフチームの役割は、 子どもたちから「お助けカード」で呼び出されたら その呼び出された班に助っ人に行き、15分間だけ作業を手伝う。 ダンボール紙を押さえるとかガムテープを貼るのを手伝うとか。 これすごく良いアイデアだと思った。学級さんたち、ありがとうございます。 見守りながら、要望に応じてだけ、少しだけ手を貸す。 まったく正に、これぞ親のあるべき。うん。
最初はなかなか呼び出しがかからなかった。 みんな、ぎりぎりまで、自分たちで何とか作り上げようとする。 でも制限時間残り20分くらいになって、いよいよヘルプの声が上がる。 私が手伝った班は、屋根を板チョコに見立ててるらしく、ひたすら茶色のマーカーで模様を塗っているけど間に合わないという。 しかも茶色のマーカー、一本しか用意されてない。 もう一人のお母さんと一緒に、黄土色のマーカーもOKということにして、 とにかくタイムアップまでに間に合わせてあげたい一心で塗りまくり。
子どもたちにぎやか。あれをこうしたいけどこっちはこれでいいよ、じゃあこれをこうしてみる?ここはしょうがないけどこれだけはつけてみよう、試行錯誤、協力、うまくいくと幸せ。 ほかにも、この残り10分だという時点ですんごく装飾にこる班、 これから屋根をかぶせるという班、いろいろ。 各自の膨らませておいた夢の城がどこまで実現させられるか時間との戦い。
やっと完成してオヤツを食べられるところまでみんなたどり着いて ほかの班を互いに見物に行くとそれもまた楽しい。 それぞれ個性。 危うい均衡のもとに成り立つ迷路や、 船のような大阪城、 実際にありそうな快適そうなドーム、 窓のカーテンにセロハン紙がひらひらしてる館、 うちの娘の班は、仲良しの友達と語らうスペースとしての こじんまりとしたスイートホーム。 なかなかやる、みんな。ダンボールで家を作る技術が生かされるような将来だと困るよねと思いながら親たちは感心。
写真に残してからいざ壊すの勿体無いね、と しんみりしながらテキパキ片付け始める女子のそばで 早々と、全力で、代わる代わるダイビングしながら 嬉々として、壊すプロセスを謳歌する男子のグループ。 二時間だけの幻の城だからこそ、限られた中で思い切り楽しめるのかも。
そうね、やっぱり、みんなであれこれ言いながら 作っては壊し創っては壊すような原始的な快感が 子どもには栄養だし、大人にもたまには必要なんだ。 ちょっと疲れたけど、私もほかのお母さん方とおしゃべりできたし、 何かしらすっきり爽快な気分で帰宅したのだった。 そしたら間髪入れずに、今日、体育館で一緒に作業した子が今、遊びに来てる。 「いらっしゃい、さきほどはどーも。」
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