気が向けば・・・。


この今の瞬間に過去も未来も入ってるらしいし(何時でも)この小っさな頭蓋の内に宇宙も入ってるらしいし(誰でも)
だから、ひょっとしてこの矛盾に溢れた日記も、何時かの誰かに繋がったりするかも、って思ったから
少しだけ秘密度を緩めました。



子ども虐待防止「オレンジリボン運動」

2008年09月15日(月) 家にいたいけどどうなの・・・その1 私はお節介なママなの

ところで最近、娘が久々に(夏休み中には却ってできなかったこととして)大人数の友達を家に呼んで遊んだ。
ウノ等のゲームをしたり、好きな少女マンガの回し読みで盛り上がったり、その楽しそうな声声を隣の部屋で聞きながら、私は雑用を済ませていた。
でもそろそろ解散というころ、何かちょっと雲行きが。
娘の宝箱だかガラクタ箱だかの中身がバラバラっと並べられ、その周りで「あー、いいなあ、これ欲しいなあ」「これってどうしたの?どこで買ったの?誰かにもらったの?」「欲しいー、ちょうだい?だめ?」「えー、なんで、なんでダメなのお」という。

みんなは別段意地悪な子らじゃないし、これといって悪気もなさそう。
娘と言えば、弱く「それは・・・だめなんだ・・・」「うーん・・・じゃあいいよ・・・」とか煮え切らない態度。
ウチの子は、あまり何かを見せびらかすことに喜びを感じるタイプではないことは、今まで見ていてわかっているので、この遊びは彼女にとって間違いなく不本意には違いない。
もっとハッキリNOと言わんかい!と歯がゆくなって、
我慢できずについ、口を挟んでしまった。
「みんな。遊びに来た先で・その人んちの持ち物を欲しいからちょうだいというのは良くない習慣だ。今後はお互いに止めにしたほうがいいよ。持ち主が嫌だと言ったらそれは理由なく嫌だで通るようじゃなきゃおかしいよ。」
そしたらなんだか皆のテンションが下がって、伏し目がちで帰って行った。中には「お邪魔しました」も言わないで行っちゃった子も。

まずかったかな。もう高学年なのに、親が出るところじゃなかったのかな。
自分ちの子供だって余所で失礼なことは多分してるだろう。そこはお互い様だと思う。
だけど変だなーと思うシーンを見た以上、ルールというものを誰も教えずに、誰も見ずに放っておくのは違うと思う。

娘は嫌われたくなくてつい良いヒトになってしまうらしい。けど、
プライバシーとか所有権とか、ちゃんとした正当な権利は主張する。(相手の権利も守るのが前提)
これがもとで仲間外れにされたり嫌われたりするくらいなら、そんな友達なら要らない。友達とは「物」でつながってるわけじゃないんだからね。嫌われることを恐れるあまり本当の友達関係を見失うなんてばかばかしいよ。
そんな話を娘と暫く繰り広げた。

家にたまたまいたから、子どもの遊ぶところを見ていたから、そんなことに気づき、そんな余計なお節介をしたわけだけど、
じゃあ、見てなかったらどうなったかな。
それだってきっと、本当は、実は、大して問題ないんじゃ?
きっと娘や友人達は、何回か嫌な思いをしたりさせたりを繰り返すものの、きっといつか自分でこのルールに気づくのかもしれない。ただもっと遅いだけだ。
私が先回りして言う必要など本当はなかったのかもしれない。
むしろ遠回りでも泥沼の中を歩いて自分でつかんだものの方が本物なのかもしれない。

でも一方で、今コワイのは、子どもたちが泥沼を歩きながらどんどん沈んで這いあがれなくなり、浮上するより先に命を絶ってしまうケースもあり得ること。
それほどに、昔と比べて小・中・高の人間関係は危うい現状があるようだ。表面化しないで巧妙化する、残酷ないじめとか。

・・・今は子どもにとりあえず時間的に目をかけているという安心感がある。でもそれが自己満足で終わってないか、は常に注意しないとなあ。
表面的に子どもの話を聞いて分かった気になっていないか。
いつも一緒にいるんだからと油断して、却ってこっちの五感六感が鈍ってないか。

だからと言うか、でもと言うか、
昔の自分の心身が覚えていた経験からとも言うか、
「ただいま」と帰ってきたときに親がいないってことは時としてすごく悲しいのだ。私はかつて悲しかった。玄関で号泣したこともあった(親には内緒だけど)。
待っていれば母はいずれは帰ってきた。でも待っている間は、さっきまでの学校でのやりきれなさを持て余して涙が止まらなかった。

うーん、でも、
勤めに出てなくたってPTAの青少年地区委員会やら学校協議会やらなんたらかんたらで、放課後に家を開けてたことが多々あったじゃないよ、私も。
(子どもを支えるのが大目的のPTAの用事のために、放課後子どもを留守番させて家を空けるのって、実は本末転倒じゃないかと思うのは私だけだろうか)
で、それだからってそのときたまたま娘や息子の心は悲しかったのか?
ランドセルに入りきらないで抱えてきた種々のストレスを、帰るなり親にポンと預けたかった日もあったかもしれないけど、遅かれ早かれ、お風呂の時とか週末とか時間のある時に親は(私は)それを受け止めていただろう。
ただ、鮮度の問題は残る。話を聞いてほしいタイミングで聞いてもらってこその心の安心という鮮度の。

100円単位で家計切り詰めたり無駄遣いをとことん排除したりしてるよりも、やっぱり、
働きに行ってお給料を頂いてくるのが一番強力だ。
どんな節約法より絶対強力。
そんなことは重々、分かってるんだけど。
小学生の帰宅時間に家にいられる仕事自体まだ少ないのよ。
あったとしても、こんな遅咲き(しかもまだ五分咲き?)の私を摘んでくれる会社ってなかなかない。

狭いBOP(学童保育とともに放課後に学校で遊ばせてくれるしくみ)室で過ごすことに飽き飽きしてる子に、帰ってくるなとも、もう言えないし、
相変わらず子どもを狙った犯罪は心配だし、
だからワークライフバランスという言葉がどんどん広まればいい。
午前退社の正社員だとか色々な働き方の選択肢、バリエーションが世の中にもっと広がればいい。



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