(仮)耽奇館主人の日記
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今日の夕方、デカイ地震がありました。 その時、犬神博士はどこにいて、何をしていたか。 浅草のお寺にて、一番に応募してきた「泣き女」の女性たちを面接していました。 その瞬間。 素の悲鳴を聞けたのは、なかなか参考になったけど。 この私は、恥ずかしながら、裸足で門の外までダッシュしていました。 携帯も、財布も、何も持たず。 身につけていたのは、パンツとインディゴ・ブルーの作務衣だけ。 それにしても、デカかったよ。 停めていた車なんか、前後に揺れているんだもん。 住職の従弟は、まだ病院(整形外科にてヘルニア治療中)だけど、何とか無事だったし、副住職のミスラ君は、私服で仲見世を歩いていて、結構パニクったけど、何とか帰ってこれたし。 その後は、家族、会社、友人、そして教え子たちから生存確認のメールがバンバン。 大丈夫です、臆病なウサギほど生存確率が高いといいます。 ていうか、これだけの地震があっても、のんびりとせんべいかじってるか、大丈夫、大丈夫とやり過ごしているような輩は、真っ先におっ死にますね。 今度から、財布と携帯くらいは、持ってダッシュするようにしよう・・・ 真剣。 で、市川の自宅。 心配していた屋根裏には、目立った被害はなかったけど、二階のガイコツがテレビの上から転げ落ちて、バラバラ。 メシ食いながら、組み立て直しました。 いやあー、びっくりした。 でもいいきっかけになったよ。 緊急時に、その人の本性が出るというけど、 私は、ほんとうに、生きることへの執着が強いです。 それはあらためて、分かった。 まだまだやることがあるんだ、オレは死ねん! この一念ですから。 ともかく、私は宇宙人が侵略してこようとも、何とか生き延びてみせます。 ニヤッ。 今日はここまで。
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