● ● ● ● ● ● 2009年10月23日(金) ...Kさんのこと ● ● ● ● ● ● 更新の間隔が空きすぎて、書いてないことがありました。ひとつ、6月に日商簿記3級の検定試験に合格しました。2級に進みたいけど、まったく勉強をしていません。来年2月の受験も無理っぽいなぁ。 ひとつ、5月にミニノートPCを買いました。小さくて可愛いです。 では仕事の話です。 ここ数日で私と同じく新しく入ったパートさんたち数人と携帯のアドレスを交換しました。 みんな小娘については同じように感じていて、それを共有できる相手がいると分かっただけでも気分がラクになりました。 むしろ、周囲から呆れられ、信用もされていない小娘を哀れにすら思えます。 それからKさんの話。 うちの会社はパートが社員の補助として仕事をする形になっていて、私はKさんの補助をしています。 Kさんは社内では仕事が出来る方で、とても丁寧で合理的に仕事をする人です。 見た目はいたって普通。可もなく不可もなく、年相応の外見です。でも、なんとなくお洒落には気を使っていそうな感じ? あ、声はとてもいいです。穏やかでよく通る、耳障りの良い声です。 うちの課は社員さんたちがフレンドリーで、パートさんたちともよく談笑をします。 その中にあってKさんだけは孤高を保っているというか、社員同士なら軽口も叩くけど、私たちに対しては無駄口を利かない人でした。 それだけに私生活が謎で、パート同士でKさんの話をすると妄想が広がって盛り上がりました。なんたって30代後半で独身、実家住まいとくればネタは尽きません。 そんな妄想話の流れで、Kさんの壁を崩してみようということになり、補助である私に白羽の矢が立ちました。 以前から私が残業をしているときに、他の社員さんたちも交えて雑談をしてくれることが何度かあったので、思い切って話しかけたのですがさらっと流されて終りました。 やっぱり無理〜、と思った矢先になんとKさんが夢に出てきました。私が高校生で、Kさんが担任の先生という設定です。 これはチャンス!と、その話をKさんにしたところ、思いのほか食いつきが良くて初めての雑談が成立しました。 そこで同い年だということが判明して、それも壁を低くした一因かもしれません。 それからは全く普通に雑談が出来るようになりましたが、Kさんの機嫌次第では素っ気無く対応されて、話しかけたことを後悔するような日もあります。 でも総じて私に対しては、他のパートさんたちとは一線を画した対応をしてくれます。 たぶん、私が特別というワケではなく、他のパートさんも遠慮せずに話しかければ応えてくれるような気がします。 自分から相手に近づくことが苦手な人なんだろうなぁ。 とは言え、古株のパートさんから「由佳子さんのミスをKさんに伝えたときの笑顔に愛情を感じた」と言われると、正直な気持ち、嬉しいです。 普段のKさんはあまり笑顔を見せる人ではなく、ふっと笑うだけの人です。それがニコッと笑顔を見せたらしく、そのパートさんも意外に思ったそうです。 あー、もちろん変な意味での愛情ではありません。我が子の失敗を微笑ましく思う親の気持ちって感じでしょうか。 とにもかくにも、自分の働きかけで相手が変化していくのは嬉しいですね。 半年毎に移動のある会社だから、いつかはKさんも移動するかも知れないし、パートの補助も変わることがあるので、それを思うと寂しいけど、補助から外れても今のまま話ができるくらいになれるといいなぁ、と思います。 …なんて、ちんたら書いていたら、日付が変わってしまいました。もう丑三つ時ですよ。 おやすみなさーい。
Author:由佳子 Mail |