| 2005年01月29日(土) |
レセプションパーティー。そして。 |
29日から熊本現代美術館というところで、『熊本ブエノスアイレス化計画』 という展覧会が始まるんですが、友人の関係で昨日、そのレセプションパーティー というモノに行くことになり、横尾忠則氏を間近で拝見、同じフロアで 飲食してしまいました。 (勿論声をかけることすらできませんでしたが。) ああ、でも、なんだか子供みたいな顔をした人だなあという印象。 でも近寄りがたいオーラみたいなのを感じて、遠巻きに眺めてしまった。 そして一見地味だけどものすごーく仕立てのいいジャケットを着ていた。 カッコよかった。佇まいからして。とてもとても。
そしてその後、64歳のおじいさん(と言ったら失礼なのか?)からナンパ されているオレ・・・。2〜3日前は67歳のおじいさんに不倫したいなどと 言われていた俺・・・。これは何かの呪いなのか?−−; 先日の19歳といい、今週の60代の人々といい、極端すぎる。 私は中間の年代の人と知り合いたいのにー!(>_<。) やっぱ後厄が問題なのか。_| ̄|○
そして29日、その『熊本ブエノスアイレス化計画』展及び横尾忠則講演会 に、結局行ってしまった。 その展覧会は本当にすばらしいものだった。 好きな絵もそうでないものもあるが、その絵の数々を見ていて、やっぱり この人天才なんだな。と思わせた。 ただ、キャンバスに絵の具を使って描くだけではなくて、布や、額や、 鏡を貼り付けて表現していたりする。 膨大な滝の写真を使ったインスタレーションも凄かった。
個人的には、やっぱりこの人の作った初期の頃のポスターが好きだなあ。 という感じでしたが。 いくつか、ああフミヤくんはこの人からやっぱり影響を受けてるなあ、 という感じの絵もあり、興味深かった。
その後の講演会では、絵を描くことについて、直感だけでは駄目だが、 思想や考えだけだと、その人の中の愛や生命みたいなものが介在しなく なる。そういう意味で直感というものは大事ですね。と言っていたのが 印象に残った。
そして、いいものを作りたいとか考えてるうちはまだ駄目。とも言っていた。 いいものを作りたいとか評価されたいとか、そういう所から抜けたときに 変わってくる。とも。
それから、自分が運命の主人公になるかならないか、というのが非常に重要で、 心とは迷うものだが、迷わないで、心の中でがちっと固まっていてびくとも しないもの、それに耳を傾けるというのは、魂の声に従うということだと 思う、と言っていた。 80年頃、横尾忠則氏がニューヨーク近代美術館でピカソ展を見て、それまで グラフィックを中心にやっていてそれを天職だと思っていたのに、これから は絵を描いていく、画家になる。と決意した、その時にそんな感じがしたと 言われていた。
かなり興味深い講演会だった。 そして、昨夜、黙っている所を遠くから見ていたときはわからなかった、 喋っている横尾忠則という人の人間的な親しみやすさとか? やさしさや、 かわいさみたいなものがほのかにわかって、そこもとてもよかったように思う。
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