日記

2004年02月26日(木) 【1990】(VIDEO by THE CHECKERS)−2

つづきです。笑

“さよならをもう一度”。
実は。密かに大好きだ。この曲。
冬のかんじ。寒さと孤独。
・・・ひとりってかんじ。
この頃から兄は、こういうひとりの感じを歌であらわすのが本当に上手かった
よなあと実感し、胸に「うっ」と来る。笑
この人の歌詞には。
“さよなら”を女から言われる、という歌が圧倒的に多いような気がする。
自分から別れ話をするというのはあんまり無いように思う。
“See you yesterday”くらいだろうか? 自分から「じゃあな!」とか
言ってるのって。
本当はこういう人なんだろうなあ。
未練とか。振り返ったりとかしてしまう人。
だけど強がったりとか、今では年をとったせいもあって、振り返っても
仕方無いってこともよくわかって、前ばっかり見てるようになったんだろう。
でもそれは。
・・・それは、なんて切ないことだろう?
聴いてるこっちが切ないよ。フミヤくん。と。
“悲しいほど 切ないほど♪”と歌う兄を見ながら、つくづく思った。

そして“M-3”から“Gipsy Dance”へ。
“Gipsy Dance”、最初の“ダン!”って音から心奪われ。
「ハイ エブリバディ♪ ラストダンスターイム♪」と歌うように言う兄。
歩いてくる尚ちゃんかわいすぎる。
間奏、センターステージ中央でひとり、踊る兄。
そして客席とのコーラスのかけあい! 観ていて鳥肌が立つほどだ。
やっぱりこのライブすばらしい。などと真剣に思う。

ラストに、“Friends and dream”が。
友達と夢。
ああ、これも。って思う。
“Standing on the Rainbow”みたいに、明らかにチェッカーズを歌ったよ、
って歌詞ではないんだけれど。
それでも、これもチェッカーズの歌だなあと。
そしてここでもモノクロで、メンバー皆がそろった映像。
笑ってる。
笑ってる。
煙草吸ってる。
なんかじゃれてる。
楽しそうな。
“ボロボロでもまだ飛べるぜ”って。
思ってたんだろうなあ、って思う。この頃はまだ。
そして兄は今でも、“思い出の半分は いつまでもアイツらさ”って思ってる
気がする。ぜったいそんな気がする。
涙が出る。

でも今はちがうから。ちょっと前までほど、絶望的に、もしかして享氏と兄が
口もききたくないくらい仲悪くなってるんだったらどうしよう!とか、そんな
悪趣味な想像、しなくても大丈夫だってくらいに安心してるから。
思わず涙ぐんだりもしちゃうけど。
でも大丈夫だって、そう確信している。
そして、そういう風に思える日が来たことを、私はただとてもうれしく思うのだ。


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dona-chan