| 2004年02月03日(火) |
再びキッチンについて。 |
私は吉本ばななさんの『キッチン』という本を、ある種バイブル的な位置に 自分の中で置いているところがあるような気がする。 どうしようもない気持ちになって、落ち込んだりしたときに。 読むと、なんだかほっとして、気持ちがしゃんとするような気になるのだ。 その孤独の色とか風景の色とか、例えば「濡れて虹色に光る小路をぱしゃぱしゃ 歩いていった」という1行だけでも、その風景を想像して心安らぐような気持ちに なったりする。 思い込みかもしれないし、お手軽かもしれないけど、そういう風に思って 気をとりなおしたりできるのは、ちょっとすごいことなんじゃないかと。 そう思う。
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