| 2003年11月13日(木) |
孤独。そして読ませる力。 |
ばななさんのHPの日記と、Q&Aの抜粋されたものが、文庫本になっている のを見つけ、一気に3冊買ってしまった。 そしてネット上でしか読んだことのなかった3冊目から先に読んだ。 思わず一気に読んでしまう。 そして、すごいと思う。
その読ませる力。 これって一体なんなんだろう。 ご本人は、力を抜いて書いてるし、内輪のことばかりでダメだ、みたいな ことを書かれているが、この日記の中には、力を抜いているように見えて、 実はばななさんの考えの根幹を、その真髄を成すようなことが、随所に 入っているのではないだろうか。
それがプロというものか。 力を抜いていてさえ読ませるということの凄さよ。
では私は? 私はなんだ。 まあ勿論アマチュアというか単に好きでこの日記を書いている程度だが。 なんだも何も、今はただ普通の(普通かどうかは疑わしいかもしれないが) その辺のOLなんですけれど。
この人の書いている孤独や苦しみ。 それは、ぱっと見ではわからないかもしれないが、実はものすごく深淵な、 それこそ深い淵を覗き込むようなものなのでは。と私は思う。 そんな人だと勝手にだが思っている。 この人の書いているような、この苦しみに、孤独との戦いに、私は近づける だろうか? とも思う。
いや、もしかしたら既に昔からそこにいるのかもしれないが。 あまりにも共感する気がする、というのは、そういうことなのかも? 逆に、あまりに自分から遠くにいる人だから興味を引かれるということもある。 (そして私にとって、藤井兄という人はまさにそういう人だと思っているが。) ばななさんが、そのどちらに属する人なのかはわからないけれど。
もしかしたら、ほんの少しも、ただ勝手に自分がそんな気になっているだけで、 本当のところは私はまったく理解していないのかもしれないが。
この、ばななさんの書いている孤独というものについては、 私は、誰が信じなくても自分の中ではずっと考えてきたテーマだし、 このことについては、やっぱり私はわかる気がする。理解できる気がする。と。 まわりくどいけれど、かなり真剣に、そう思った。
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