| 2002年03月31日(日) |
Eclectic(アルバム by 小沢健二) |
ちょっと前に発売されていた、小沢健二くんの6年振りのニューアルバム。 <Eclectic。
“今夜はブギーバック”をたしか94年6月頃だったかBSで、スチャダラパー と一緒に歌う所をはじめて見たときからファンの私である。そのときなんで 好きになったかというのは未だにナゾなんだが。写真だけ見ただけでは全然 タイプじゃなかったのに!笑 なんか実際見てみたら女の子っぽくて結構 かわいかったからだろうか。・・・うーんナゾ。笑 でも、ブギーバックの曲 の感じがすごく好きだったというのは絶対あると思うけど!
小沢健二くんの、何が好きって曲と歌詞が。 あと、やっぱりすごく、品があるなあと感じるところとか。 フミヤくんを好きだと思う気持ちとは、まったく違う場所で、私の人生に かかせないモノだ。とまで思う。<その曲たち。 だから、例に漏れず私も、このニューアルバムを本当ーに心待ちにしていた。
Eclectic。たぶん、いろんな人がいろんな場所で、いろんなことを言うに ちがいない。そして私が思ったことも、その人々と大差ないかもしれないが。
全編を通して、夜のかんじ。 そして、もともと人生におけるどうしようって程のつらさや孤独や切なさや、 彼の内にひそむエロティックさを、ラブリーさ・かわいさ・ポップさのベールで うまく隠してる人だなあって思ってたけど、今回はそれを隠してないって 感じがする。特に後者、エロティックって部分について。そして、以前彼の 曲を聴くごとに私が(勝手に?)感じていた、前者(人生におけるつらさ・ 孤独・切なさ)については、前よりもうすれている。ような気がした。 いや、もっと、より深くなってるのかな。 私が気付いてないだけかも?しれないんだけど。
1曲目の、コンガとフルート、そして低音響くベースの前奏から、好きだなあ。 と思わせる。クォリティ高いなあ。と思う。
最も好きだなあと思うのは、2曲目の“愛について”。
なんと言うか、私がかなり好きな映画である“ブエノスアイレス”とイメージが だぶる感じがする。あの映画のBGMに使われているピアソラのタンゴ音楽と 通じるところがあるとも思えないのに? 我ながら不思議な話。 たぶん、夜とかネオンの光る街、静けさ、車がライトをつけて走ってる感じを この曲を聴き、私が勝手にイメージするからだと思うのだが。
特に好きなのは“愛 火遊び 二人 燃やしてみたい 炎♪”というところ。 その後の曲にも何度となくつかわれるフレーズだ。 なんだかその歌詞の内容の危険度(というか。)とは裏腹に、どこか愛しくて 大切なもののように余韻を残す。
3曲目“麝香”も、4曲目“あらし”もとても好きだ。 “麝香”の、曲の途中から転調するところ、“愛の火の煌き〜”から後の部分 とか、ものすごくいいと思う。(ってこんな表現ばっかりで申し訳ナイって くらいですよ。笑 だって言葉が出てこないんだもん。その部分好きすぎて!笑) そしてラップ部分をなくし、少し歌詞を変えて入っている“ブギーバック”も。 今回は、“あの大きな心”というサブタイトル(?)が付いている。大きな心 かあ。って考えちゃったりもする。「ねえ、欲しいよねえ!」って。笑
全編通してひとつの統一性を持ったBGM的な感じもするし、でも決して 流して聴けない何かがある。・・・って、歌詞の内容かな。流せないのは。 その言葉のひとつひとつが。 愛とか光、闇、夜、動く心、魔法、魔法使い、風、嵐、蜜とか大きな心とか喜び とか。愛しさとか煌めきとか。 小沢健二くんという人の選ぶ日本語のすべてかな。どうしても好きなのは。 そしてその言葉たちが彼の作る曲とかさなったとき、魔法みたいに生き生きと かがやき出す。って、そんな気がするのだ。すごく。
調子の悪いときに聴いてると、思わず眠っちゃったりするのだが、それが また、結構心地よい眠りに誘われる。 だから、それはそれでとてもいいことだ。って感じもしたりして〜。笑
とてもとても、好きなアルバムなのだった。笑 ああ、いいなあ!って思いすぎて、しばらく感想書けなかったって位ですよ。 ほんとに。笑
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