晩メシを食べていたら何やら怪しげなセールスマン風の男がチャイムを鳴らし、 ドアの向こうにいたからシカトしていたらドアをドンドン鳴らすので、止む無く 出てあげることにしました。
何かと思いきや、
「新聞屋ですが、年末のお礼に各戸お伺いしています。 この時期、新聞を取るのをお止めになる方が多いので、お続けして頂くために 洗剤とビール券をお配りしています。(という彼の手元には200枚を超える ビール券の束が握られていました。)それでは洗剤とビール券をどうぞ。 ところでご主人様、今は何をお取りになっていらっしゃいますか?」 以下、販。
と聞くから、
私:「今月いっぱいでしばらく止めることにしています。」
販:「新聞は銘柄を継続させないで、変えていかないとサービスが落ちます。 ところで今はどちらの新聞をお取りになっていますか?」
このあたりから話がおかしいと思い、
私:「あなた、毎日新聞さん?」
販:「はい。毎日新聞も扱っております。以前は日経新聞でしたけど。 それでは次にどちらをお取りになる予定ですか?」
私:「しばらくお休みです。」
販:「先でも結構ですが、私が責任をもちますので4月からというのはどうで しょうか?例えば読売新聞でも結構ですが。」
私:「だから、しばらくお休みだってば。」
販:「先の予約を入れてもらえばさらに洗剤とビール券をお渡しします。 私が負担しますので。」
私:「なに?おたくが新聞代を払うってこと?」
販:「いえいえ。通常は洗剤2箱とビール券5枚ですけど、お約束をして 頂ければ、追加の洗剤とビール券の分を負担するということです。 私の成績にもなりますから。」
私:「いやいや。約束をしても読む気がなければ溜まるだけですから。」
販:「ビール券は金券ですから、新聞代と相殺できるから損はしませんよ。」
私:「だーかーらー。それて負担してもらっているのと同じじゃない。 新聞読むならこちらからまたお願いしますよ。ちゃんとお金を払ってね。 というか、こちらの身になって下さいよ。それじゃまるで押し売りじゃない。 そちらの都合ばかり言われても困りますよ。」
販:「・・・・。そこをなんとか。ビール券を追加しますから。」
私:「そういうことなら、ここにある洗剤とビール券もお返ししますから。」
販:「わかりました。お返し下さい。またよろしくお願いします。失礼します。」
私:「はい。さよなら。」
※一部割愛しました。
どうやら彼は新聞の販促員。近所の新聞屋の営業ではなくて、3大紙(読売・ 朝日・毎日)の共通販促員だったようです。でなきゃ、あんなにたくさんの ビール券を握っているはずがありません。3大紙のどれでもいいってことは 言いませんしね。
だったら最初からそう言えよな。勘違いするじゃん。 カネを積むから契約してくれって、なんでそこまでして契約しなきゃならんのか 自分にはさっぱり理解できません。契約を取っても儲け仕事どころか損する仕事 になることになりますんもん。それじゃあ、毎日朝早くから配ってくれる配達員 に申し訳ないし、読んでいないこちらからすると新聞の積み上げで資源のムダ。
要するに、そこまでしなきゃ新聞読む人がいなくなったってことね。 冷めたこと言うと、新聞の役割が終わりつつあることを意味しているのかな。
わりとまともな方の販売員でしたが、これでゴリ押しだったら本当に押し売り。 断る際に泣きそうな顔をしていたからさすがに大きな声は出しませんでしたが、 態度が出かけりゃ何をしていたか分かりません。
そこらへんの人と相手をするような口調で自分に接してもムダ。 要らんものは要らん。カネで釣ろうとしたら警察呼ぶぞ。マジで。
年末も近づいてきているというのに、なんとも気分の悪いこと。 明日はちょっと会社で片付けものをして、クリーニングの出来上がりを取りに 行ってから身支度して帰省をすることにします。
はい。今日は晴れ。(東京地方)
|