しむちゃんのつれづれ日記
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2003年10月23日(木) 単位取得をサボっている言い訳

帰りの電車の中でお気に入りの本を読み返すのが日課になっていますが
(決して一度で頭に入らないからとは言わない(笑))、ここ数日は同じ
個所を読み直すことが多くなりました。

著書はこれで、概要はここを読んでみるといいです。

というのもボーっと眺めているだけで読み流しているので、書いてある
ことが頭に入っていません。文章の流れがつかめぬまま次の文章へ目が
行っているので進めば進むほど書いてあることが分からなくなります。
だからさっき書いてあったことをもう一度読み直して頭に入れる作業を
繰り返しているので以前ほどに読み進むスピードが早くありません。

なぜボーっと眺めているかというと、どうやら他のことを考えているから。
気になることを考えながら本を読んでいるから文章を理解するだけ集中
しなくなってしまっているんですね。気楽に読める本ではないからこんな
ことをしていたんじゃ、何回読んでも読んだことになりません。

というか、何回読んでも理解できない文章が多い本です。
著者はさらっと書いておりますが、高名な学者でも理解するのに時間を
要したことを短い文章で要約しているわけだから、著者の主張を理解する
には余程アンテナが敏感か、そのことだけに集中して研究しているか、
どちらかのタイプの人ではないでしょうか。

亡き大塚久雄博士は著者に「日本人には資本主義というものは理解できない
ものなのねぇ。」と漏らしたそうですが、自分もその日本人のひとり。
理解できない人間のひとりです。理解しようと勤めてはいるんですが、
大塚博士が言う通り、なかなかこれが難しい。理解していると豪語している
人の多くは誤解している場合が多いというのもうなずけます。

自分のような凡人が理解できないんだから、世の凡人も同様なんだろうな、
なんて勝手に思っています。そんな凡人が世論を形成してしまったら
間違った資本主義を押し進めるんだろうなという反省のもとにこの本を
読んで理解に勤めているわけです。

正直な話、大学のテキストである経済原論をしこしこ読んで覚えるよりも
このような本を理解することにエネルギーを注力した方がどれだけ自分の
肥やしになるだろうかと考えている最中です。

経済原論は経済学のエッセンスだけを手短に書いてあるので、単位を取る
ためには理解ではなく記憶する必要があります。経済学の基礎が足りないと
感じて経済学部の大学生になったわけですから、単位を取るために学生と
同じように記憶していてはいけない。(というか年齢的に記憶できない)

そういったわけで、今年は単位を取ることは諦めて、本質を捉えることに
エネルギーを注いでいるわたくしであります。先は長いし・・・。

はい。今日は曇り一時雨。(東京地方)


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