| 2006年08月16日(水) |
中国の重慶で過去最高の44.5度=深刻な猛暑・干ばつ続 |
同じ趣旨のことを何回も書くが、中国は国策として野菜類の対日輸出は中止すべきだ。スーパーの店頭に中国産のゴボウ他多くの野菜が並ぶ。野菜を育てるまでに多くの水を使うので、野菜の輸出とは水を輸出するようなものだ。有名なレスターブラン氏が10年前より警告しているように、中国の食糧生産は水資源との関係で厳しいのである。レスターブラン氏の「誰が中国人民を養うか」という指摘も大げさでないのだ。
中国内陸部では50年来といわれる深刻な干ばつが続いているが、中国でも酷暑の地として知られる重慶市で15日「気温が44.5度に達する記録的な猛暑となった」新華社電が伝えた。5月中旬以降、ほとんど雨が降らず、750万人以上の飲料水が不足する緊急事態になっている。(8月16日・時事通信から)重慶市は中国の西南における最も大きい商工業都市であり、長江上流の経済の中心地である。ここが飲み水に困るというから信じられない話である。
重慶市以外の中国各地で干ばつが発生している。特に深刻なのが四川省と重慶市で、合わせて1000万人以上が飲み水の確保が困難な状態になっている。また河川の水量が極端に減り、船舶が運行不能になり、水力発電ができなくなるケースも発生している。既に129万ヘクタールの耕作地が干ばつの被害を受け、そのうち28万ヘクタールでは作物が完全に枯死した状態であるという。前記したように全市で1000万人と1000万頭の家畜が飲み水の確保が困難な状態になっている。このような水不足の国が、野菜を日本に輸出こと自体が可笑しいのである。
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