『日々の映像』

2006年02月24日(金) 永田寿康衆院議員のガセネタの顛末

 民主党の永田寿康衆院議員(36)はガセネタによる爆弾質問で自爆することになった。ガセネタを「なかなか確度の高い情報だ」と追及を後押しした前原代表・鳩山由紀夫幹事長そして民主党そのものが国民の信用を失う事態に追い込まれている。党本部にはこの日朝から、「民主党はうそつき」「22日の党首討論にはがっかりした」などの電話がひっきりなしにかかり、最も電話が多い選挙期間中と同じぐらいあったという。
 永田寿康衆院議員の進退を預かった鳩山由紀夫幹事長も「メールの真偽について(本物だと)補強する材料がそろっていない事態を深刻に考えている」と述べているのだからどうにもならない。ガセネタの顛末は1匹のねずみも出てこないのである。国会での“爆弾質問”から一転、自らの議員バッジを失いかねない状況に追い込まれた永田寿康衆院議員。これまでも「不適切な発言」などが問題視され、度々懲罰動議の対象になって来ているのだ。多くの報道の中から一つだけ取り上げよう。昨年12月、地元の国政報告会で耐震強度偽装問題に触れ、「住民は火をつけたくてしようがない。阪神大震災では災害指定ほしさに被災者が火をつけてまわった」(2月23日・産経新聞から)と発言している。政治家として庶民を見る目線が根本的に可笑しいといわねばならない。
 この程度の人物を国会議員にしている民主党の打撃は計り知れない。しかし、冷静に受け止めている国民もいるような気がする。ジャーナリストの櫻井よしこさんは、「永田議員のやる気は分かるが、民主党はこのメールのあやふやさを分かっていたはず。それでも強気に徹した前原代表の政治手法は未熟と言わざるを得ない。ただ、この問題は、武部幹事長らが堀江被告を選挙で公認並みの応援をしたことへの批判でもあった。一連の騒動で、民主が間違いで自民が正しいという風潮になることは避けるべきだ」と冷静に分析していた。
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癒しの森928                             2006年2月24日 
 
         荒川が金メダルの快挙 村主は4位

 トリノ五輪で初めて日の丸が挙がった。日本時間24日未明、フィギュアスケート女子の自由が行われ、荒川静香(プリンスホテル)が合計191.34点で優勝して金メダルを獲得した。日本勢では今大会初のメダルとなる。また、日本のフィギュアスケートでは1992年アルベールビル五輪2位の伊藤みどり以来のメダルとなった。フィギュアスケートの金メダルは史上初の快挙なのである。フィギュア女子フリーの演技は難易度ジャンプの評価もあろうが、全体的な華麗さ、美しさが要求されると思った。荒川得意のイナバウアーは女体で表す極地というべき美しさがあった。フィギュアスケートの女王の一部のコメントと5人の選手の点数を引用したい
・・・完ぺきな演技に見えたが。
 1つ、3回転ジャンプが2回転になったのが悔やまれる。どうしても3回転−3回転に挑戦したかった。それが決まらず残念だが、滑っていて心地よかったことが一番。
・・・メダルを胸にしての「ウイニングラン」はどんな気持ちだったか。
 いまだに信じられない。頭の中が真っ白な状態で(リンクを)回った。

・荒川静香(プリンスホテル)    191.34  優勝
・サーシャ・コーエン(米国)     183.36  2位
・イリーナ・スルツカヤ(ロシア)   181.44  3位
・村主章枝(avex)           175.23  4位
・安藤美姫(愛知・中京大中京高) 140.20  15位


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石田ふたみ