| 2006年02月20日(月) |
時代錯誤「まちづくり3法」改正案 |
大型ショッピングセンターの都市郊外への出店を抑え込む「まちづくり3法」改正案が国会に提出された。都市計画法などを改めて大型店の郊外への進出について規制を強め、その一方で市街地には大型店やマンションを建てやすくする。空洞化が進んで「シャッター通り」となった商店街に、以前のにぎわいを取り戻そうというのだ。これは時代遅れのはなはだしい法案であると思う。 以前新潟の古町通りのことを書いた。道路という道路を総て駐車禁止にして、お客が集まる訳がないのである。もし、古い町の中心部の活性化を計るのであれば、公的な無料駐車場が絶対に必要なのである。空洞化が進んでいる商店街を「まちづくり3法」改正案で、以前のにぎわいを取り戻そうというが、全く効果のない法案になるだろう。
今回の法案で集客力のある大型スーパーなどが中心部に戻るだろうか。この期待は限りなくゼロである。商店街がこれ以上さびれるのを防ぐため、政府は中心地の活性化に多くの補助金をつぎ込んだものの、住民が減ったうえに高齢化が進み、衰退は止まらなかったのである。中心街に住民の影がまばらになったのは、郊外の商業施設だけが原因ではない。むしろ役所や学校、病院といった公共施設までが移転し、ニュータウンの開発が進んだことの方が大きい。 それに対して、今頃になって大型店の郊外への進出について規制を強めようというのは時代錯誤といわねばならない。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 癒しの森924 2006年2月20日
月岡哲郎さんのミクシイの日記から 近所に住む月岡さんからミクシイに書いた最近の日記が送られてきた。一読して人間の「生きる力」は人と人との間に生まれると思った。ここでは月岡さんの了解を得たので日記の大半を引用したい。
「やる気、元気、気力、気分、本気、正気、根気、暢気(のんき)一気呵成、気力充実、気分爽快、気分転換、元気溌剌、・・・まだまだ気が入っている熟語はいっぱいあるだろう。私たちが日常会話に、何気なく使っている「気」という言葉には、一体どんな意味があるのでしょう?この気について昨晩ラジオで放送していた。その「気」の話題に、ついつい引き込まれて聞いてしまった。「気」=「生きものが持っているエネルギーそのもの」気は感情よりもっと奥にある、という解説にフムフムと納得した。『あの人はオーラが出ている』という言葉を聞くことがある。この言葉は『生き生きとして迷いなく、生きる力に満ち溢れている状態』といえるだろう。そういえば、「あの人にはオーラが出ているのです〜」と先日新潟で講演をした廣道純さんを評して、ぴろこさんが言っていた言葉を思い出した。私も廣道さんと直に握手してもらい、声を聞いて納得した。廣道純さんは自分なりのしっかりとした人生観を持っているので「生きる力」が溢れていた。気分一新、僕も頑張るぞー! 月岡哲郎」
|