『日々の映像』

2006年02月14日(火) 厚労省:子供から肥満予防対策(食育)

 生活習慣病の発症患者の増加が懸念されるため、厚生労働省は来年度から子供の肥満予防対策に乗り出す。生活習慣病の発症は、子供時代の乱れた食生活と生活習慣が影響しているとされ、増え続ける肥満児童対策に取り組むという。 まず現代の子供たちの肥満データを国民栄養調査から拾ってみよう。
             昭和55年  平成5年(20年後)
小学生の9−11歳   8.4%      15.0%
9−11歳の女児     7.5%        12.2%

 厚労省は、子供たちを生活習慣病予備軍にさせないために、早い時期での食育(食の教育)が重要とし、平成23 年度までに肥満の小中学生を7%以下に減らす目標を設定し、対策に乗り出すという。最近の研究で、「肥満の男児(十二歳)には総コレステロール値と血圧の関係に異常が多いことが分かってきた」というから具体的な食の指導が確立することが予想される。

 生活習慣病に詳しい寺本民生・帝京大学医学部教授は「子供のころに身についた食事などの生活習慣は大人になっても変わらず、いったん身についた悪習慣の改善は難しいだけに、小中学生の時期のきちんとした食育が必要だ」との指摘は最もだと思う。我が家に土曜日になると2人の孫が泊まりに来る。5歳と7歳であるが、幼少のころから納豆を食べさせていたので、この2人は大人になっても身に染み込んだ食習慣で毎日納豆を食べることだろう。
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癒しの森918                              2006年2月14日 
            藤田元司元巨人軍監督逝去

  一昨日高校時代の友人を訪ねたら、週3回病院にいっているとのことであった。奥さんの話によると、腎臓が悪く週3回人工透析を受けに言っているとのことであった。同級生で腎臓病になったのは2人目で、どうして腎臓病になるのかを勉強しようと思いつつ友人の家を後にした。

 巨人・原辰徳監督(47)の恩師で元監督の藤田元司(ふじた・もとし)氏が9日午後6時40分、心不全のため東京・世田谷区内の病院で死去した。74歳。恩師の悲報を聞いた原監督は絶句。そして大粒の涙を流したという。藤田氏は重い腎臓病のため、週に3回の人工透析を受けていたという。ドラフト会議で藤田監督が原監督のくじを引き当てたことは有名な話だ。それ以来、原監督の“恩師”が藤田氏であったのだ。藤田氏は現役時代の原監督について「意識せず人をひきつけるものを持っている。将来、監督としてやれる男だ」と確信していたという。
 
 ここでは多くのことを書けないので、藤田元司氏の人間像の一端を書き留めたい。
1、耐えしのぶ姿と名前から「ガンジー」と呼ばれることがあった。
2、現役時代のさっそうとした姿は「球界の紳士」と呼ばれた。
3、川上氏コメント「彼は自分を捨てて気配りする人。情のあるいい男だった」と。

 





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石田ふたみ