| 2006年02月12日(日) |
医療制度改革法案を閣議決定・高齢者の負担増 |
高齢化社会(少子化社会)で今後どれだけ年金の引き下げ、医療費などの負担増が起ってくるか、この見通しをはっきり言える人はいないだろう。医療費一つとっても、年間30兆円台から50兆円に増えるのである。この負担を誰がするのかという根本的な問題が横たわっている。ちくちくとなし崩し的に、個人の医療費の負担が増えているが、これが休むことなく負担増が続くと思わなければならない。
政府は10日午前の閣議で、高齢化で増え続ける医療費の抑制を最大の目的とする医療制度改革関連法案を決定した。10月からの高齢者の医療費負担の段階的な引き上げや健康保険の再編などを盛り込んでいる。ここでは要点を拾い出しておきたい。 1、10月から70歳以上で高所得(夫婦世帯で年収約621万円以上)の人は医療費の窓口負担が、今の2割から現役世代と同じ3割に上がる。 2、08年度からは70―74歳で今は1割負担の人も2割になる。 3、75歳以上の高齢者が入る新しい医療制度は、都道府県ごとに保険料を決める。医療費の水準に保険料が連動する仕組みにし、医療費抑制の取り組みを促す。 (参考資料・日経)
医療制度改革関連法案の目玉は「75歳以上の高齢者が入る新しい医療制度は、都道府県ごとに保険料を決める。医療費の水準に保険料が連動する仕組みにし、医療費抑制の取り組みを促す」医療費の水準に保険料が連動するということは、病人の多い県は保険料が上がることを意味しているのだ。高齢者いじめ法案の色彩が強いと言わねばならない。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 癒しの森916 2006年2月12日
廣道純の生きる力の源泉(3)
2日間に渡って廣道純のことを書いた。彼は生きる力に溢れている。自分の生き方に微塵の迷いもない人生観を持っているのである。2月9日に新潟大学大学院医歯学総合研究科の安保徹教授の「自分が代われば免疫力も高まる」のリポートの一部を引用した。ここではこのリポートの最後の部分を引用したい。 「自分が変われば免疫力も変わります。だから声を大にして言いたいのは、健康であることはリラックスするだけでなく、どのような心の持ちようで、どのような人生観、宇宙観を持っているかだということ。それが「生きる力」と大いに関わってくると思います」と指摘している。
廣道純は自分なりのしっかりとした人生観を持っているので「生きる力」が溢れているのである。安保徹教授は「健康であることはリラックスするだけでなく」と指摘しているように、その人なりの人生トータルの目標を明確に持っていないと「生きる力」が増してこないと思う。廣道純は40代の後半まで現役のレース人生を送ると言う趣旨の話をしていた。33歳の廣道純は少なくとも今後15年以上は現役の選手でいると宣言している。この明確な人生観が「生きる力」を沸き立たせる根幹であると思う。
・純を見よ 生きる力が 脈打って 人生観が これを支えん
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