『日々の映像』

2006年02月11日(土) 男性13%は無呼吸症候群 京大助教授調査の推定値

  無呼吸症候群のことは、2003年2月山陽新幹線で岡山県内を走行中の運転士が居眠り運転し、後にSASと診断されたころに何回も書いた。角谷寛京都大助教授(睡眠科学)らが6日までにまとめた報告によると「成人男性の3分の2は睡眠中に呼吸停止を繰り返して熟睡できない睡眠呼吸障害(SDB)で、日中も過度の眠気で生活や仕事に支障をきたす睡眠時無呼吸症候群(SAS)は13%」(2月6・共同通信)と発表した。このデータは過去の調査に比べ、SDB(睡眠呼吸障害)は3倍近く、SAS(睡眠時無呼吸症候群)は3−4倍に当たるのだ。角谷助教授は「国内で数百万人の男性がSASになっている恐れがある。交通事故を起こす可能性が高いとの報告もあり、対策が必要だ」と指摘している。運転を業としている会社は、社員のSDB・SASを正確に把握する必要がある。大事故はSDB・SASの社員が起こすという前提が必要だ。

 睡眠時無呼吸症候群(SAS)のイロハを確認しておこう。「就寝中に無呼吸を繰り返して熟睡できず、日中も慢性的な睡眠不足に悩まされ、生活や業務に支障をきたす睡眠障害」である。診断基準は「10秒以上の無呼吸が一晩(7時間)に30回以上、または1時間に5回以上ある場合」となっている。夜間のいびきや呼吸停止がなくても、眠気が異常に強ければ睡眠時呼吸障害の可能性が高いのだ。睡眠時呼吸障害を適切な治療をせずに放置しておくと、狭心症や心筋梗塞、脳卒中などの重篤な病気を引き起こすことが知られている。
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癒しの森915                               2006年2月11日 

                廣道純の輝く魂(2)
 
 廣道純は昨日短歌で書いたように魂が輝いている。講演の内容から廣道純の輝く魂を具体的に書くことは難しい。廣道純著の「どうせ、生きるなら」という本がある。この本のはじめに廣道純が、いかに充実した日々を送っているかの一端を文章によって理解することが出来る。「なんでおれがこんなに、夢と冒険と刺激と快楽のパンパンに詰まった日々を暮らしているか、これからそのわけを話してみよう」と。

 あとがきにも同じ趣旨のことを書いている「おれは15歳のときの事故で、人生で最初の大きなターニングポイントを迎えた。・・・車いすのおれは、歩いて走っていた頃のおれより、おれらしい。ずいぶん楽しく充実した人生を生きるようになっている」と。廣道純は日本の青少年に限りなく好ましい影響力を発揮する人生を送っていくだろう。彼の人生に乾杯だ。昨日の公演の中での廣道純が話した言葉を少々書き留めたい。
1、自分がどういきたいかによって人生は開ける。
2、事故によってぼくの人生は蘇生し、レース人生が始まる。
3、人との出会いを大切に思っている人同士は結びついて行く。
4、海外の一流選手は心が広く人間的なスケールが違う。

  ・生きるなら その目的を 明確に 純の言葉は 明快そのもの 

  




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石田ふたみ