| 2006年02月10日(金) |
地球は「ミニ氷河期」?ロシア天文学者 |
地球は温暖化に進むというのが常識だ。米大気研究センター(NCAR)などのグループが6日「地球温暖化が今のペースで進めば2100年には、北極域に広がる永久凍土の面積が10分の1程度に減少し、生態系や人間生活に大きな影響が出る」と報告している。デービッド・ローレンス博士は「凍土が解けると土の中に固定されていた二酸化炭素(CO2)が大気中に放出されるなどして、温暖化をさらに悪化させるという悪循環を招く危険がある」と警告している。
温暖化といわれながら今年の寒さは数十年ぶりである。新潟地方気象台によれば、津南町で積雪量が416センチに達し、魚沼市(入広瀬)で463センチの県内最高積雪量を観測した。この積雪量は1981年以来、25年ぶりなのである。今年は本当に温暖化が進んでいるのかと思うほどの寒さが続いている。
ロシアの天文学者、アブドサマトフ天体観測研究所研究員は6日、太陽活動の停滞から「6〜7年後に世界の気温が次第に低下し始め、17〜18世紀に続く『ミニ氷河期』に入る可能性があると予測している。今冬ロシアなど欧州全域を襲った寒波も地球冷却化現象の可能性があるという。温暖化し進むのか、ミニ氷河期となるのかは今後数年経過しないと分からないのだろう。このところ寒さと灯油の値上げは庶民の暮らしを直撃している。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 癒しの森914 2006年2月10日
廣道純の講演会に参加する(1)
廣道純といっても知らない人もいるだろう。15歳の時バイク事故で脊髄を損傷。その後、世界の車いすアスリートとして世界で活躍している33歳の青年である。経歴を少しだけ記述したい。廣道純はシドニーパラリンピック800メーターで銀メダルに輝くなど、世界的なアスリートとなっている。現在400、800、5000、10000メーターの日本記録保持者でもある。
相馬弘子さんの準備による廣道純の講演会に参加する。参加者50名余りの講演会で、廣道純氏の人間的な光を感じながらの話を聞く。何事があっても前向きに生き抜いた一人の青年の生き様は、参加した人々に深い感動を与えていた。講演が終わり食事と懇親会のときに、生涯青春の会の名刺を渡して少々懇談する。私の書くこの癒しの森を開いていただけるようだ。これから、時折この癒しの森に横道純さんのことを書きたい。今後相馬弘子さんと相談して、横道純さんのために何らかの役割を果たしていきたいと思っている。廣道純さんの公演を聞きながら、1997年2月10日に書いた次の短歌を思い出した。
・スポーツが なにゆえ人を 引き付ける 限界挑む 輝く魂
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