『日々の映像』

2006年02月03日(金) 北朝鮮に関する報道

 3年ほど前まで毎月のように北朝鮮に関する記述を行った。日本人の拉致問題にほとんど進行がないように、今後数十年にわたって現在の諸問題を引きずっていくのだろう。ブッシュ大統領も1月31日の一般教書演説で、「北朝鮮を圧政国家の一つ」(2月3日・共同)と名指しで批判している。国防長官は、北朝鮮の「基本的なビジネス」として「米ドル札偽造、麻薬密売、ミサイル技術の売却」を列挙している。 最近の北朝鮮に関する報道を取り上げてみよう。
1、横田めぐみさんの夫とされる男性について、1978年8月に韓国南西部全羅北道の仙遊島で拉致された高校生キム・ヨンナムさん(当時16歳)の可能性があると報じられていた。
2、1月27日付の米紙ウォールストリート・ジャーナルは、「北朝鮮に政府管轄の精巧な偽外国ブランドたばこ工場があり、製造能力は年間計20億箱に上ることが、たばこ企業の独自調査で分かった」と報じている。北朝鮮は世界の偽たばこの主要な供給源で、これを密輸するアジア系の犯罪組織は独自の船団を保有するなど極めて大掛かりな製造・密輸が行われているという。 米政府当局者は、北朝鮮が偽たばこの密輸を通じて犯罪組織と結託したことで、偽ドル紙幣から武器まであらゆるものを密輸するルートを確保したと警告している。
3、ブッシュ政権の国家安全保障会議(NSC)の担当者は(グリーン氏)「北朝鮮が偽米ドル札だけでなく、円や中国の人民元の偽札を製造している可能性」を指摘している。このことに関連して「国際市場で、米ドルだけではなく、円や人民元、ユーロなどに使われているのと同じ色のインクを購入している」ことを明らかにしたうえで、「北朝鮮が円や人民元の偽札を製造していても驚かない」と偽札作りにかかわっている可能性を強く示唆している。北朝鮮は経済システムの破たんに伴い、このような不法行為をますます拡大していくのだろうか。
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癒しの森907                               2006年2月3日  

               輝く若者とも交流 

 昨日は近藤グループのうどんの会で参加者は9名であった。蕗のとうの天ぷらに舌鼓を打つ楽しい食事会となった。妻は今日の入院準備のため参加しなかった。次回のうどんの会は2月15日と決まる。

 今日は午前9時までに新潟大学歯学部に入院する妻の送りで朝からばたばたした。妻を病室に送ってから、私の歯の諸治療のために受診券を作り総合診療室へ行く。複数の治療項目があるが、特に専門性が必要なほど重症ではない。担当医から提案があり、総合診療室で治療することにした。ここは専門の担当医の下で担当学生(6年生)が治療に当たるのだ。私の担当となったT君は24〜5歳であろうか若さに輝いていた。

 この総合診療室での治療は一回で2〜3時間も掛ける。ここの空間はゆっくりと時間が流れる感じだ。少々の懇談は、患者(人生の先輩)と学生との交流でむしろ歓迎されることなのだ。早速「生涯青春の会」の代表の名刺をやると、私のこのページに関心を示して早速開くとのことであった。この若者との交流で何かが生まれる予感がした。

  ・若者と 年を重ねた この患者 交流あれば 何かが生まれん 


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石田ふたみ