『日々の映像』

2006年01月28日(土) 有効求人倍率、13年ぶり1倍台回復

  株価に続いて求人状況の様変わりになってきた。企業の4社に3社は、「ことし4月入社の新卒採用は学生側の『売り手市場』と感じている」(1月266日共同通信から)という。日本経団連が26日発表した2005年度新卒者採用アンケートの結果は、景気回復などを映し、学生の就職戦線が数年前の氷河期から大きく改善していることを示している。アンケートの結果によると3月に大学を卒業する学生の採用を決めた企業は、調査を始めた1997年度以来最高の91.2%に達している。

 厚生労働省が31日に発表する予定の2005年12月の有効求人倍率(季節調整値)が1992年9月以来、13年3か月ぶりに1倍台を回復することが明らかになった。言うまでもなく景気回復により、雇用環境が改善し求人数が求職者数を上回ることになった。有効求人倍率は公共職業安定所で扱う求職者1人に対する求人数の指標である。これが1992年9月以来13年3ヵ月ぶりに1倍台に回復したと言うから喜ばしいことである。「92年10月に1倍を切ってから下落が続いたが、99年6月に0.46倍で底を打った後は回復傾向」(1月27日読売から)にあった。ともかく、一定の企業の91.2%が新卒採用の方針持っており、時代が大きく回転し始めたということが出来る。
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癒しの森901                              2006年1月28日

        サムライ精神でワールドカップ(W杯)へ

 W杯に臨む日本代表の応援キャッチフレーズが決まった。日本サッカー協会は27日、W杯に臨む日本代表の応援キャッチフレーズを「SAMURAI BLUE(サムライ・ブルー)2006」に決めたと発表した。昨秋公表前記のキャッチフレーズがトップの得票を得たのだ。川淵三郎会長は「ジーコ監督は強い気持ちで戦うことが勝利に一番重要だと言っていた。『サムライ・ブルー』はジーコの気持ちそのものが表れている気がする」とご満悦のようだ。

 サムライ精神という言葉で2003年12月16日から3日間に渡って映画「ラストサムライ」を見ての感想エッセイを書き短歌で結んだことを思い出した。今日は3日間で書いた短歌を引用したい。

2003年12月16日
  ・武士道の 輝く支柱の 義の心 運命知りつつ 散り往く強さ
 
2003年12月17日
  ・サムライが 残せし文化は 少なくも 今も息づく 義の精神

2003年12月18日
  ・悠久の 歴史を称えし 義の規範 これが廃れば カオスの社会 








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石田ふたみ