| 2006年01月20日(金) |
ライブドアの命運(3) 偽計取引疑惑の実態 |
ライブドアの自社株の不正売却・偽計取引の内容が次々に報道されている。 企業買収を装って新株を発行し、実質支配する投資事業組合を通じて株の売却、その利益を還流させる。これがライブドア本体の偽計取引疑惑の実態である。実態の分かりにくい投資事業組合を隠れみのに自社株を売却する。ライブドアの「錬金術」の一端が、関係者の話などで浮かび上がっている。投資事業組合は取得したライブドアの計1260万株を海外ファンドに売却し、約50億円の売却益をあげたうえで、大半をライブドアに還流。売り上げや利益として計上していた。偽計取引を超えて詐欺の容疑になる可能性がある。
これらの不正売却益80億円の大半をライブドア本体に還流させて粉飾していたという。これではどうにもならならず、海外の投資家から東証市場の不信感にまで発展することになる。検察当局は、ライブドアの堀江貴文社長(33)らグループ上層部の事情聴取に向け、東京地検特捜部に応援検事を投入し捜査態勢を拡充しているという。一連の企業買収を巡る情報開示について証取法違反(偽計)容疑での捜査を本格化させるとみられる。
ライブドア側が作った投資事業組合は民法上の任意組合。資産運用や企業買収なども手がけることができる(?)が、登記の必要はなく、市場に対する法的な情報開示の義務もないため、ライブドアとの関連性は明らかになりにくいのだ。登記の必要ない任意組合が、企業買収なども手がけることができること自体に疑問がある。法律の盲点を突いての『自作自演』の異常な取引が行われていたのだ。これまでの報道を踏まえると堀江貴文社長の逮捕に発展するのでないか。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 癒しの森893 2006年1月20日 1997年2月の入力(ワード)を行う 出来るかどうかを考えるより、まず目標を立てることが必要だ。18日1997年1月の日々の映像を入力したことを記述した。何とか1997年からの日々の映像を総て入力したいと思っている、毎日の日々の映像と癒しの森の記述の他に、1997年以降を入力するのはなかなか大変である。しかし、今年は目標を立てて入力したいと思っている。2月に1997年2月、3月に1997年3月の入力という目標で進んでみようと思っている。今日は1997年2月の一部を入力した。不思議なもので9年前の日々の映像の目次を開くと、何を書いたかほとんど覚えているのである。手で書き、語ったことは、あの日あの時と良く覚えているものである。 1997年1月・2月の日々の映像を改めてみると、記述の半数は2003年8月から書き始めた「癒しの森」に類似しているのに驚いている。15日後の2月4日は立春である。1997年2月4日の日々の映像を引用したい。
「今日は立春である。日本の活字文化に味わい深い言葉が多い。今日の立春のその一つだと思う。なにしろ春が立つと表現している。2月4日のイメージを俳句で結ぶことにする。 ・春が立つ 漢字文化の 薫りかな ・立春は 吹雪が舞って 凍えたり ・厳寒に 耐えて樹木は 春を待つ」
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