『日々の映像』

2006年01月18日(水) ライブドアの命運(1)堀江社長の逮捕があるか 

 昨日は経済・証券・政界に衝撃を与える事件が明らかになった。インターネット関連企業「ライブドア」グループによる企業買収を巡り、堀江貴文社長(33)らが自社やグループ会社の株価をつり上げる目的で虚偽事実を公表した疑いに関する大捜査があった。東京地検特捜部は16 日「証券取引等監視委員会と合同で、同社や堀江社長の自宅など関連先を証券取引法違反(偽計、風説の流布)容疑で一斉捜索した」という衝撃的なニュースである。ニッポン放送のフジテレビとの争奪戦やプロ野球への参入表明、衆院選立候補などで注目を集めたIT時代の寵児(ちょうじ)による不透明な行為は、刑事責任を問われることになった。

 過去には風説の流布で企業トップが逮捕されたケースもあり、検察当局関係者の1人は「展開次第では、堀江社長の逮捕劇にまで発展する可能性もある」(スポニチから)と指摘している。さらに、「IT時代の象徴ライブドアへの強制捜査は端緒にすぎない。強引な手法で事業を拡大してきた他のヒルズ族や起業家、同社周辺にまで検察のメスが波及するかもしれない」と捜査の広がりを予測しているが、企業が完璧に法律を守っているかというと疑問である。

 「IT企業をはじめ、新興企業が拡大していくには、公で言えないことはたくさんやっている。出る杭は打たれるでは済まない、何か別の力が働いているような気がする」(スポニチから)との指摘もうなずける。東京地検特捜部が動くのだから、違法行為があったのだろう。どんな違法行為が明るみになるのだろう。今日の報道によればライブドアに粉飾の疑いがあるという。これでは時価総額1兆円を超えるグループの株式は上場廃止で紙くず同然になることだろう。
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癒しの森891                                2006年1月18日 

                   新たな友人

 生涯青春の会での出会いが動機であるが新たな友人・知人が多く誕生している。これらの人達が4月から始まるスピーチの会に参加するので、定員50名を大幅に超えることになる。11月のスピーチの会に友人に誘われて、Kさんという40代の女性が初めて参加した。その後多少の交流がありKさん男性(40代)の友人4〜5人の紹介を頂く。この人達が4月からのスピーチの会に参加することになると思う。この人達は人との交流に大きな価値観をもっているので、スピーチの会発展の原動力になっていただけると思っている。生涯青春の会のみならず人生万般は、良き人達の出会いによって新たな歴史が生まれるものである。
 
 昨日1997年1月の日々の映像18題を入力した。一番強い記憶として残っているのは、1997年1月15日に書いた以下の短歌であった。

・目も前に 起こりしことに 学びつつ 我が運命を いかに開かん
・お客様 いかに迎えん 我が心 慈愛に満ちた 母の顔かな
・人生は 感動ありて 育むか 話の中に きらめく光
・情報が 少ない社員 役立たず 基本となるは ホー・レン・ソウ
・人生は 一期一会で 良き人と 出会いの中で 生かされゆかん

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メモ 風説の流布とは 
有価証券の募集、売り出し、売買、その他の取引などのため、あるいは有価証券等の相場を変動させるために虚偽や未確認の情報を流す行為。このような情報を信頼して投資判断を行った投資家に損害を被らせ、市場の信頼性・健全性を阻害するため、証券取引法で禁じられている。違反すれば5年以下の懲役か500万円以下の罰金が科される。


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石田ふたみ