| 2005年12月05日(月) |
マンション強度偽造事件(8)無責任体制 |
連日地震強度偽造事件の報道が続いている。報道の一部を取り上げると、国土交通省をはじめとする建築関係者の無責任体制が、被害を広げ深刻化させたということが明確になって来た。国民の不安は解消に向かうどころか増幅している。その1〜2の事例を取り上げよう。 ただ国会証言では、国土交通省をはじめとする建築関係者の無責任体制が被害を広げ、深刻化させたということが浮かび上がった。「国交省は偽造の通報を軽視して対応を遅らせた。国会で名指しされた検査機関に至っては一年半以上も前に第一報を受けながら動こうとせず、多くの住民が危険なマンションに入居することを放置した」(3日日報社説から)というからどうにもならない。行政管轄下の組織で大きな事件が起るたびに行政と行政の支配組織(ここでは検査機関)の責任感のなさに愕然とする。そして毎日のように倒壊の危険がある建物が見つかっているのだ。 新しい事実が次々と見つかり終息のめどはまったく立っていない。それどころか耐震強度の偽造が他でも行われているのではないかという指摘があるのだ。問題発覚後に建築関係者から「建設現場で鉄筋の本数を減らすのは日常的」などとの証言が出ているという。この証言は今回の問題の深刻さを示唆している。ゼネコンは、設計に書いてある材料を減らす習性があるのだろうか。過去ゼネコン周辺部の企業に働いた経験を踏まえると、「材料を減らす習性」を肯定せざるを得ない。大きな背景は、「平気でごまかす」この国の人間文化の問題ではないだろうか。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 癒しの森849 2005年12月5日
身体の有害成分:砒素
昨日に続いて12月10日の健康セミナーでリクエストされているテーマを記述したい。今回はカレー事件で有名になった砒素である。有害6成分の中ではカドミウムの次に有名である。これが過剰に体内に蓄積すると、皮膚障害・皮膚がん・肺がん・多発性神経炎・心機能障害・高血圧などの症状や兆候が出るとされている。3人の砒素の汚染状況を並べてみよう 石田双三 基準範囲5.6 ~25ppd 測定値188 基準範囲の7倍 野澤芳寿子 基準範囲5.6~25ppd 測定値31.9 基準範囲の1.2 倍 石田道子 基準範囲5.6~25ppd 測定値16.0 基準範囲の0.7 倍 上記の通り石田双三の砒素の蓄積はやや深刻である。砒素の汚染源は残留農薬(野菜・果物)飲料水・海草・魚介類・排気ガスである。同じ食事をしていてどうして双三と道子の間にこれだけの差が出るのかは一見謎である。 体内に蓄積した砒素を体外に体外の排出を促進するミネラルは、セレ二ウム・鉄・亜鉛・カルシウム・マグネシウムである。石田道子はこれらのミネレルが基準範囲の測定値になっているが、石田双三は基準範囲より低いのである。 これが体内に入ってくる砒素を体外に排出しない原因と考えられる。 石田双三の不足しているミネラルデーター ・亜鉛・・・・・・基準範囲 105528〜157625 ppd 測定値 83970 ppd ・カルシウム・・・基準範囲 718640〜2841009 ppd 測定値127600 ppd ・マグネシウム・・基準範囲 19476〜80186 ppd 測定値 9610 ppd 同じ食事をしている石田道子のカルシウムは、1164000 ppdで双三の10倍である。なぜこのようなデーターになるのか。詳しいことは省略するが、今現在認識したことは、双三が甘党(糖質の取りすぎ)でカルシウムが流失するという典型であるとの判断である。対策としてはいうまでもなく糖分の摂取を出来るだけ控えるしかない。加えて補助食品でカルシウムの補給を開始した。
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