| 2005年11月30日(水) |
マンション強度偽造事件(7)最終責任は何処に |
強度を偽造した姉歯建築士、審査を簡略化して構造計算書の偽造を見逃した指定確認検査機関イーホームズ、ここを(イーホームズ)建築確認検査機関と認可した国土交通省、この3者を並べると行政の責任がないとは言えない。そもそも、これだけコンピュータが発達した時代で、いちいちペーパーに書かれた構造計算書を人手で確認するシステム自体が時代遅れの印象だ。こんなあぶない行政システムがあるとは思わなかった。この強度偽造事件は、国民の生命、財産を守るという視点からすれば、まさにあってはならない事件といわねばならない。
国土交通省のイーホームズへの立ち入り検査によると、「10階以上の建物約500棟の建築確認審査記録のうち、98件を抽出し調査した結果、大半は構造計算の途中過程を詳細に検査する必要があった」という。しかし国交省の聞き取り調査に対し、ほとんどの同社担当者(確認検査員)が「計算過程は見ていない」と答え、管理責任者も確認するよう指示していなかったというからどうにもならない。
今回の事件はこのようなシステムのいい加減さが背景になって起っているといわねばならない。指定確認検査機関(イーホームズ)が国土交通省の認可機関であれば当然同省の天下りがあるに違いない。この事件の背景に行政のあり方そのものを問うテーマが横たわっているようだ。地震強度偽造事件の最終責任はと問われれば行政(政治)といわねばならない。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 癒しの森843 2005年11月30日
会報を題材とした懇談会
2005年11月26日の第8回スピーチの会で、12〜3月の4ヵ月間はグループ単位の懇談会を開きスピーチの会を開催しない旨の報告を行った。早速、いつどのような形で懇談会を開くのかなどの問い合わせが来ている。さまざまな角度から検討した結果、骨格となる懇談会を開く必要があるとの結論となり、1〜3月で以下の通り4回開催することにした。会場は冬季の交通を考えて新潟東急インを想定して細部はこれから検討する。 1、開催日 第1回 2006年1月21日(土) 題材会報 1〜2号を持参する 第2回 2006年2月18日(土) 題材会報 3〜4号を持参する 第3回 2006年3月11日(土) 題材会報 5〜6号を持参する 第4回 2006年3月25日(土) 題材会報 7〜8 号を持参する 2、時間 午後1時30分〜3時30分 3、懇談会の概要 (1) 会報の補足説明 (2) 会報の記述内容をベースとしたスピーチ
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