| 2005年11月29日(火) |
マンション強度偽造事件(6)耐震調査と耐震減税 |
耐震強度の偽造問題が社会問題となり、建築物の耐震性に対する国民の不安が高まっている。このような背景から平成18年度税制改正で、住宅の耐震改修費の一部を、個人所得から控除できる「住宅耐震リフォーム減税」を導入することを検討するという。公明党が17年度改正で要望し、継続案件となっていたものである。具体的には、耐震基準が強化された昭和56年以前に建てられた住宅について、200万円までの耐震リフォーム費の10%を、所得税から差し引く案で調整するとのこと。立場が変わるといろんな考え方があり、住宅耐震リフォーム減税が最終的に導入されるかどうかは流動的といわねばならない。
ここでも引用したが武部幹事長が26日、「悪者探しに終始するとマンション業界はつぶれる。不動産業界も参る」と述べたことが問題になっている。 民主党の前原誠司代表は28日、「建築確認のあり方を徹底的に検証する機会なのに、不動産業界が不景気になるというのは本末転倒だ」と非難している。
武部勤幹事長は28日、名古屋市内で講演し、「今あるマンションは全部検査するようにしたらいい。お金がかかるだろうが国が予算化する」と述べ、国が耐震強度検査費用を助成する制度を創設する考えを示した。耐震構造設計偽造問題対策本部(本部長・武部幹事長)の初会合でも同制度の検討を決めている。おびただしい欠陥マンションが出てくるのではないだろうか。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 癒しの森842 2005年11月29日
高橋尚子の語録から
11月21日のエッセイの結びのに以下の短歌を書いた。
・青春の 会が掲げる 旗のもと つぎつぎ集う 輝くひとたち
このように書いた背景はスピーチの会につぎつぎと輝くひとたちの参加があるからである。26日に初参加初スピーチをお願いしたブライダルプロデュースの相馬弘子さんは50歳代の前半でありながら42.195キロのフルマラソンに参加して完走しているのである。一緒に参加した河田淑子さんも、たしか、ホノルルマラソンに参加すると言っていた。素晴らしい人達である。
東京国際女子マラソンで復活優勝を果たした高橋尚子(33=ファイテン)の語録を書き留めておきたい。「2年間走ることができなかったけれど、またここから時間が進みそうです」「暗闇に入っても、夢を持つことで、一日一日が充実します。今悩んでいる人も、目標を持つことで、一日が充実することを感じてほしいと思います」。夢を持つことで、一日一日が充実します・・目標を持つことで、一日が充実することを感じてほしい・・・これが尚子さんのメッセージなのだ。心の充実は目標に向かって行動を起こす瞬間に湧き起るのだ。
・確かなる 目標掲げて 動き出す ここで生まれる 心の充実
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