『日々の映像』

2005年11月20日(日) マンション耐震強度偽造事件(1)

 信じられない前代未聞の事件が発生した。強度が基準を満たさず、地震で大きな揺れがあったら倒壊するマンション・ホテルがあることが判明した。そんなマンションやホテルが、首都圏で計21棟あることが明らかになった。原因は、請け負った建築士による「構造計算書の偽造」という前代未聞の事件なのである。この事件の顛末をつけるには、おびただしい時間と労力が必要になる。事件があまりに大きいので、ここでは事件の概要を示す項目のみを記述したい。
1、マンションの住人「何を基準にしてこのマンションを建てたのか。怒り がこみ上げる」当然のことである。
2、耐震力偽造 命を脅かす犯罪だ。
3、構造計算書を偽造した建築士は千葉県の調べに「コスト削減のプレッシャーを感じていた」などと述べている。人命よりも建築コストなのか!
4、プレッシャーをかけたのは、工事の発注主か、建築業者か、構造計算を依頼する設計事務所なのか?
5、国土交通省はこの建築士を警視庁に告発する方針。
6、今回の偽造は、自治体に代わって建築確認の審査をした検査会社が、内部監査で過去の書類を調べ直して発見した。
7、姉歯(あねは)秀次一級建築士(48)は5年で90棟に関与、内21棟マンショnんやホテルの耐震性にかかわる構造計算書を偽造していた
8、ビジネスホテル「京王プレッソイン茅場町」(東京都中央区)では同日、安全性が確認されるまで営業中止を決めた。
9、完成している14棟は震度5強の地震で倒壊する恐れが確認された
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癒しの森833                              2005年11月20日

            Qちゃん鮮やかに復活

 高橋が10年来の師弟関係だった小出義雄佐倉AC代表から独立し、6月に結成された新体制での初マラソン。西村孔トレーナーは右脚肉離れについて「歩くのも痛そうな状態だったし、毎日がひやひや。スタートできただけで驚きだし、最後の一歩まで不安だった」と感想を述べている。しかし、スタッフの心配をよそに国立競技場発着のドラマは、2年ぶりのフルマラソンとなった高橋尚子(ファイテン)が2時間24分39秒で優勝を飾った。ここでは高橋尚子のコメントの一部を引用して、優勝おめでとうと伝えたい。

「2年ぶりのレースですし、前回のこともあるので、慎重に行こうと言い聞かせました。今回はタイムよりも勝負にこだわろうと。スタートラインに着いたときの右足の痛みは、「無かった」と言えばウソになりますが、『走る』と決めた以上、さほど気にはなりませんでした。・・・とにかく『高橋尚子は復活したんだ』ということを全国の皆さんにお知らせし、夢をあきらめないでやれば必ず報われるということをメッセージしたかったんです。・・・ ファイテンさんとの契約は2009年までありますので、その前年のビッグイベント(北京五輪)は狙いたいと思います。・・・周囲のスタッフが皆誇りを持って一生懸命やっている。それを見てまた自分が「頑張らないといけない」と思って練習します。そんな風に考えられる自分は、人間的に成長したと思います」

  ・メッセージ 胸に納めて 風のよう 夢は必ず 叶うと信じて

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石田ふたみ