| 2005年11月17日(木) |
鳥インフルエンザ・世界の感染126人、64人死亡 |
先ず鳥インフルエンザH5N1の怖さを記述しよう。インフルエンザウイルスH5N1は鳥に対して猛毒なのだ。「感染したニワトリは、腸管を中心に全身でウイルスが増殖し、内臓から出血して倒れていく。鶏冠(とさか)や足も皮下出血で黒ずむ。感染死したニワトリを観察したウイルス学者は『アフリカでエボラ出血熱に感染した動物とそっくりだ』」(11月15日産経から)と話していたという。
エボラ出血熱に人が感染すると、高熱と内出血で苦しむ。治療は対症療法しかない。致死率は50〜90%と高く、短期間で命を落とす。H5N1ウイルスが新型に変異して人に感染した場合「人を殺すことも予想される(11月15日・産経 東京朝刊から)と言うほど物騒なのである。インフルエンザはSARSより感染力が強い。新型(人型)に変異したH5N1はSARS以上の「新興感染症」として登場する。
厚生労働省は国の行動計画を公表した。新型(人型)に変異したH5N1が登場した場合、推計される国内の死者数を「17万人から64万人に増加させた」(11/15 産経東京朝刊から)という怖さなのである。世界保健機関の14日現在のまとめでは、ベトナム、タイ、カンボジア、インドネシアの4カ国で計126人が鳥インフルエンザに感染し、64人が死亡している。これらの情報に強い関心を持つ必要がある。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 癒しの森830 2005年11月17日
夫婦共通の価値観
15〜16日は紀宮さまと黒田慶樹さんのご結婚のニュースで溢れていた。誰でも「黒田慶樹さま、清子さま、おめでとうございます」とごく普通に告げる。こんな目出度い時に水を浴びせるようなことを書く。いつも思うことであるが、今日の日を、明日の人生をどのようにイメージするかが、その人の人生そのものを支配すると思う。今日はスピーチの会の啓蒙に出かけ、2人の女性オーナーと懇談する。
1人は50代の独身(夫は病死)のAさん、もう1人は夫を持つ50代のBさんであった。2人とも女性相手の仕事をしている。A子さんは未来を明るく捉える姿勢があるので話をしていても楽しさがある。B子さんは明日の人生を限りなく暗く捉えているのである。B子さんは「60歳前半の婦人の50%は離婚願望を持っている」と私に確信を持って語るのである。10人に1人は離婚願望を持っているとのイメージにいたが、50%となるとやや信じがたい数字である。短絡的な整理になるが、夫婦の共通の価値観がないことが離婚願望の背景にあると思う。夫婦共通の価値観がなければ明日の日々は、暗いものになって当然である。
・共通の 価値観なければ 自立への 願望広がる 熟年離婚
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