| 2005年10月23日(日) |
中越地震から1年 住宅の支援はゼロ |
中越地震から、きょうで一年になる。死者51人、負傷者4795人、住宅の被害が12万棟の震災であった。 パキスタン地震の死者5万1000人、負傷者7万4000人 と比べれば少ないが、生活の基盤というべき住宅を失った人は多い。阪神大震災のとき、被災者救済という視点で日本の政治の矛盾を多く書いたが、この当時と国の基本政策はほとんど変化ない。日本の震災に対する基本は、公共物の復興には資金を投下するが、個人の救済は崩壊した建物の処理ぐらいで住宅本体の支援はゼロなのである。
国民の税金で成り立っている国家が、国民が震災にあっても支援しないとの絶対的な政策なのだから驚く。これに対して野党もマスコミもたいした動きをしないのだからどうかしている。小泉首相はさまざまな改革を打ち出しているが、国民が震災にあっても住宅の再建ができるような改革をして欲しいものだ。
現行制度の例を挙げよう。被災地での住宅再建支援金300万円は、住宅本体の改築・修繕費に充てることが出来ないのだ。建物の解体や家具購入にしか使えないのである。要は崩壊した建物の解体撤去に充当できるが、住宅の改築・修理にはお金を出さないのだ。「6割が住宅の建て直しや修繕で生活再建に取り組むと決めている」(日報から) 資金が乏しくて自宅を建て直せない人、高齢ゆえに銀行融資をあきらめるお年寄り世帯など、被災世帯の4割が住宅の再建のメドが立っていない。公営住宅への入居などを希望する世帯も2割あり、残る2割の人達は方針すら決められない状態でいる。住宅本体の支援方針を立てたとする。だれが反対するか・・それはこの国をリードしてきた官僚なのである。歴史をさかのぼれば、国家が引き起こした戦争で家を失った個人に対して、国家は全く補償していない。この流れが今日まで続いているのだ。政治家が官僚に洗脳されているといわねばならない。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 癒しの森805 2005年10月23日 夜空はなぜ暗いか
生涯青春の会11月号(7号)は、宇宙の神秘特集号で以下の目次で構成されている。スピーチの会では、わたしの方から目次程度の話をした。私の伝えたいメッセージは、銀河系の広さでも実感として分かったら、心の空間が大きく広がる動機になると思っていることである。
スピーチの会の最後で、参加者全員はマイクを持って挨拶する場面がある。挨拶をした1人に滝沢清吾さんという初参加の人がいた。この人は宇宙に関して詳しいらしく「夜空はなぜ暗いか」という話をしてくださった。ここではこのなぜは省略するが、宇宙の関心のある人が現れたことは嬉しい限りだ。
・巨大なる 楕円銀河の 広がりよ 太陽系すら 僅かな空間 (2003年12月12日の癒しの森からの再掲)
会報7号の目次 1. 中秋の名月 (2003年9月14日の癒しの森から) 2. 地球と月 (2003年9月15日の癒しの森から) 3. 宇宙の広さ (2003年9月16日の癒しの森から) 4. 近くと遠くの銀河発見 (2003年11月8日の癒しの森から) 5. 惑星探査機ボイジャー1号 (2003年11月9日の癒しの森から) 6. 宇宙飛行士 土井隆雄さん(1) (2003年12月1日の癒しの森から) 7. 宇宙飛行士 土井隆雄さん(2) (2003年12月2日の癒しの森から) 8. 宇宙飛行士 土井隆雄さん(3) (2003年12月3日の癒しの森から) 9. 銀河系の広さ (2003年12月12日の癒しの森から) 10. 宇宙に1300光年の巨大な花火 (2003年12月13日の癒しの森から) 11. 太陽系に似た惑星系存在の新たな証拠(2003年12月20日の癒しの森から) 12. 地球の公転のスピード (2003年12月25日の癒しの森から)
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