| 2005年10月22日(土) |
自民党党紀委員会、綿貫・亀井氏ら9人を除名処分 |
自民党党紀委員会(委員長=森山真弓・元法相)は21日、先の通常国会で郵政民営化関連法案に反対し、新党を結成して衆院選に立候補した綿貫民輔・元衆院議長、亀井静香・元建設相ら9人を除名処分とすることを全会一致で決めた。この決定が果して良いのかどうか疑問が残る。9氏は、いずれも衆院選公示前に離党届を提出していたのだ。自民党党紀委員会ではこれを受理せず、除名処分としたのである。離党届を出している人を受理せず除名処分にすることが、果たして普遍性があるのがどうか疑問である。
この処分はあたかも会社に退職届を出して、別の会社に入った人を「退職届」を受理せずに処分するようなものである。離党届を受理せず「除名だ」という論理は、日本の文化の中になじまないと思う。森山委員長は除名の理由として、 <1> 党の方針に反して郵政民営化関連法案に反対した。 <2> 別の党を結成して衆院選で自民党の公認候補の選挙を妨害した ことを挙げているが、 自民党を出た人が自民党の公認候補と選挙で争うのは当たり前のことのように思う。
この件に関する3人のコメントを引用しておこう。綿貫氏は「潤いもなければ何もない。こんなことで党の存在を国民にPRするというのもばかげた話だ」と処分を批判。荒井広幸参院議員は「小泉(純一郎首相)さんが議員を奴隷としか考えていない証明だ。小泉さんに私物化された自民党を強く批判する。いずれ天罰が下るだろう」とのコメントを発表がまさに怨念の塊のようだ。小泉首相は「特に綿貫さんとは仲が良かったし、こんなことになるとは思ってなかった。政治っていうのは仲がいい悪いだけじゃない。複雑な気持ちだ」と語っている。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 癒しの森804 2005年10月22日 第7回スピーチの会
今日はあいにくの雨であった。日本シリーズが始まった日でもある。突然の葬儀に会って予定していた人の欠席もあったが、40名余りの参加でスピーチの会を開く。2日前にも書いたが今日は4名の初スピーチがあった。話の内容はとても良かった。来月も初スピーチの人が陸続と出る気配である。来月のスピーチ12名中5名は初スピーチの人を出したいと思っている。初スピーチの婦人が話していた。スピーチをすると決まってから、「新聞・テレビの見方が変わって来た」と。そうなのである。話をするというテーマが決まると、情報が急速に入り始めるのである。これがスピーチの会の存在価値なのだ。
・情報は テーマあって 目に止まる 最初にあるは 「動」の方針
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