『日々の映像』

2005年10月13日(木) パキスタン地震、第3報の死者は2万3000人

  昨日報道されたパキスタン地震の第3報の「死者は2万3000人負傷者が5万1000人に達した」という。道路の寸断で陸の孤島となっている所が多いので、一部で報道されているように死者は4万人を超えるのは必至の状況である。それにしても学校が崩壊するなど、公共施設が如何に貧弱であるかを物語っている。被害のあった地域は標高も高く、家を失った250万人の庶民は忍び寄る寒さに耐えながら野外で4度目の朝を迎えているという。

 被災地では冷え込みが強まっているのだ。住民はたき火などで辛うじて暖を取っている状態で、いら立ちは極限に近づいて来た。こうした事態を受け同国のアジズ首相は11日、「同特別州と北西辺境州に軍部隊2万人を追加配置、5万人態勢で救援活動に当たる」と発表している。しかし、住民の声は「『助けに来るのは外国ばかり』とパキスタン政府への不満が高まっている」(時事通信)という。しかし、パキスタン政府には国民を救済するだけの力がないと言わねばならない。 

 パキスタンは人口1億4000万人の世界有数の貧困の国である。人口の40%は最貧困層であるといわれている。予算の50%以上が軍事費で40%以上を国際機関に債務の利子として支払わざるを得ない状況にある。このような国が核開発をしているのだからどうにもならない。カシミールに絡んでのインドとの対立は余りにも有名である。争い(準戦争)の準備で国家予算の大半を使い、災害が起っても国民を救済に行くだけの余裕がないのだ。
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癒し森795                               2005年10月13日  

            扶洋サロン長岡の研修会

 妻と友人のアッシーで扶洋サロン長岡の研修会に参加する。メインは大阪の(株)扶洋エステ コスモスの代表取締役 市橋迪夫(みちお)さんの講演であった。午後1時から中間に15分余りの休憩があったが5時まで約4時間余りの講演であった。市橋さんは既に70歳になられているが、つらぬく情熱がエネルギーとなって疲れを知らない迫力の話が続いた。市橋さんはサルエル・ウルマンの「青春」の詩のような気概を持って、今日の瞬間を燃焼させていた。よって、サルエル・ウルマン(1840年ドイツでユダヤ人両親の長男として生まれる。後に両親と共にアメリカに移民、後半生をアラバマ州で過ごす。「青春の詩」はウルマンが70代で書いたとされている)の詩の一部を市橋さんに贈ろう。

  「青春とは人生の或る期間を言うのではなく心の様相をいうのだ
   逞ましき意思、優れた創造力、炎ゆる情熱
   こういう様相を青春というのだ。
   年を重ねただけで人は老いない。
   理想を失う時に初めて老いがくる。
   人は信念と共に若く、疑惑と共に老ゆる。
   人は自信と共に若く、恐怖と共に老ゆる。
   希望ある限り若く、失望と共に老い朽ちる。」 





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石田ふたみ