| 2005年10月08日(土) |
中皮腫による死者953人 厚労省の04年人口動態統計 |
耐久性・耐火性に優れ、値段が安いため“奇跡の鉱物”と呼ばれ、高度経済成長期を中心に工業製品や建物などに大量に使われてきたアスベスト。今このアスベストが原因でどれだけの人が中皮腫や肺がんで亡くなるか分からない。人の死に方の中で最も凄惨な病気は中皮腫や肺がんである。素人が考えても呼吸が出来なくなって死亡するのだから、死に至る過程は実に凄惨なのである。
今日の「NHKスペシャル」はアスベスト特集であった。現場のルポに加え、これから何ができるのか、どのような対策が求められているのか、被害者・医療関係者・アスベスト専門家・行政の責任者が参加した生放送番組であった。初めて得た知識は中皮腫の進行の早さである。よほど早く発見しないと、ほとんど手遅れであの世に旅立たねばならない。これが撒き散らされたアスベストが原因というから、史上空前の公害の展開といわねばならない。
厚生労働省の人口動態統計(確定数)によると「アスベスト(石綿)と関連が深いとされる中皮腫で2004年に死亡したのは全国で953人だった」(8日・日経) という。 内訳は男性729人、女性は224人。95年から10年間の総計は7013人で、男性は5244人、女性は1769人。これだけのデータが有りながら、国民に注意を大きく喚起しなかった行政・政治の責任は深刻といわねばならない。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 癒しの森790 2005年10月8日
赤石サロンでの第3回セミナー
新潟大学の北村みゆき先生を迎えて、第3回目のセミナーを開く。参加者は11名であった。スピーチと懇談を考えると11名〜多くて15名が適当な人数であることが分かる。次回開催は、10月29日であるが、11月からは月一回にする予定である。
北村先生の講義のテーマは「やる気」でお話の骨子は次の内容であった。 1、 パーソナリテーと性格の違い 2、 発育と発達の違い 3、 限界を知ることの大切さ 4、 優先順位の決め方 5、 目標を持つことの大切さ 6、 うつ病 (病的なうつ病・自分でなったうつ病) 7、 ストローク(質問のやり取り)の大切さ
・ぜいたくな セミナー参加で さびた脳 少しは活性 期待できるか
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