| 2005年09月26日(月) |
「クール ビズ」今月末で終了 |
今夏スタートしたノーネクタイ・ノー上着運動「クール ビズ」が、今月末で終了する。お役所主導の運動では珍しく国民に浸透。環境省の調べでは名称認知度は90%以上なのである。旗振り役となった小池百合子環境相が自ら、「クール ビズ」の愛称を選び、経済界を巻き込んでの普及となった。一番目立ったのは「クール ビズ」姿で連日遊説し小泉純一郎首相でなかったか。余計な話だが民主党・岡田克也前代表はワイシャツにネクタイ姿だった。このために選挙に負けたという珍説もあった。
日本のクールな流行は海外からも熱い視線を集めたたようだ。北京市は市政府の公務員に冷房設定温度を26度以上(日本は28度)に設定し、上着、ネクタイの非着用を奨励する通知を出したという。環境省には台湾、シンガポール、タイなどから問い合わせが殺到し、「クール ビズ」は高温多湿に悩むアジア各国の注目を集めたのだ。
日本経団連が会員企業に夏の軽装や冷房温度設定など地球温暖化防止への取り組みを聞いたアンケートで、85.5%の企業がクールビズを実施していたという。政府の呼び掛けに応じる形で、今年から導入したのは40.6%で、民間企業にも広がっている実態が浮き彫りになった。 今夏のオフィスビルの冷房温度では、 67.5%が「28度」に設定と回答した。クール ビズの本来の狙いは地球温暖化防止効果なのである。東京電力調べ6月から8月までの3ヵ月で推計七千万キロワット時(27万世帯が1カ月使用する電力)の電力が節減できたという。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 癒しの森778 2005年9月26日
マラソンの女王は野口みずきか
女子マラソンの高橋尚子9月が4日の復帰レースに続き、同18日にも再び米国でハーフマラソンを走った。順位はどちらも4位。復活への道はやはり険しそうだが、そうではないという見方がある。専門家の解説は省略して来年1月の大阪国際女子マラソンでの復活を期待しよう。
第3回ベルリンマラソンは9月25日に行われ、女子はアテネ五輪金メダルの野口みずき(27)が世界歴代3位となる2時間19分12秒の日本新記録で優勝した。ベルリンマラソンは平たんな「高速コース」としての定評があり記録更新はそう高く評価されない背景がある。この記録より2年前に大阪国際女子マラソンで出した2時間21分18秒の記録に重みがある。高橋尚子がこの記録を破るかどうか、破らなければ、日本のマラソンの女王は高橋尚子から野口みずきに移ることになる。
2年前に大阪国際女子マラソンの記録 2時間21分18 今回のベルリンマラソン記録 2時間19分12・・日本記録
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