『日々の映像』

2005年09月27日(火) 高出生率のフランスで新家族政策を発表

 フランスの1994年の合計特殊出生率(女性一人が生涯に産む子どもの平均数)は、1.65であったが、2003年は1.916と上昇している。これには以下のような対策が取られていることによる。
・第二子以降には20歳になるまで家族手当を支給
・ベビーシッター利用に補助金を給付
・育児のため両親どちらかが仕事を休む場合、一子当たり毎月最高530ユーロ(約69000円)を最大3年間支給
・3人以上子供のいる家庭に対する優遇処置を強化
・扶養する子供の数だけ交通費を割引・・・などなど

 先進国中、合計特殊出生率が1.916人と高い出生率を維持するフランスで、さらなる人口増加促進につながる新家族政策案が8月22日に政府によって発表された。同案では、3人目出産後の月額休業手当てを増額することで、働く母親たちに出産しやすい環境作りをするよう配慮されている。具体的には「現行で3人目出産後、3年間にわたり月額約6万円支給されていた休業手当を約10万1000円に増額」している。詳しくはここでは記述で出来ないが、国の政策によって出生率が向上するという例である。

 イタリヤ・ドイツなど低出生率が続くEU諸国では、さらなる移民の受け入れを行なわないと、労働力を確保できない背景がある。日本と同じように年金制度などの社会保障制度に大きなダメージがあるとして、深刻に受け止められている。フランスは事実婚カップルの割合が最も高く、大都市部では四割に達している。単身親家庭も多く、非摘出子の割合も高いなどの問題を抱えながら1.916という 出生率を保っているのは立派なものである。
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癒しの森779                                 2005年9月27日  

           スピーチの会の準備

 スピーチの会が終わった瞬間から次の準備に入らなければならない。先ずスピーチの会に今まで出席した人数を整理した。6回行ったスピーチの会に1回でも参加した人は、100名になった。この内9月24日のスピーチの会は47名が出席したことになる。10月22日の第7回のスピーチの会は、適正の参加人員40を大幅に超える60名余りの参加が予想される。

 10月22日のスピーチの会に「スピーチをしませんか」とお誘いする名簿を整理した。17名を拾いだしたのであるが、この内14名が初スピーチなのである。ベテラン会員はなかなか話す時間がない。それにしても、人の前でいくらでも話が出来る人材がスピーチの会に参加していることを実感する。

1、長沼 宏 さん     2回目のスピーチ 東中島在住
2、和田由紀子さん    初スピーチ・萩曾根在住・スピーチの会4回参加
3、目黒雄介さん    2回目のスピーチ 団体職員
4、大滝恵子さん     初スピーチ・主婦
5、涌井〇〇さん    初スピーチ ナカノフーズのパートナー
6、岡崎自男さん    初スピーチ (さだおさん)  松浜町在住        
7、五十嵐〇〇子さん  初スピーチ 主婦   
8、加藤隆行さん      初スピーチ 園芸家
9、伊藤志保さん     初スピーチ 主婦
10、藤崎 景士さん    初スピーチ 元警察官
11、星野美貴子さん   初スピーチ 小須戸在住
12、大倉奈々絵さん   初スピーチ 新聞記者
13、苅部和子さん    初スピーチ 主婦
14、高橋七保さん    初スピーチ 主婦
15、村山勝子さん     初スピーチ 主婦
16、野澤加壽子さん   2回目のスピーチ・明石野澤サロン経営
17、北村みゆきさん   演題「スピーチをする」 大学講師







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石田ふたみ