三年ほど前は、3ヶ月毎の国の借金を集計したことがある。2年ほど続けたが意味がないと思って止めてしまった。財務省は2002年度末の国の借金の総額(地方自治体の借金は入らず)を発表した。これによると「前年度末に比べ10・1%、61兆円増え668兆円となった」という。財投の借入(31兆円)が含まれているといっても、1年で61兆円を超える借金の増加は凄まじい。
もはや、財政破綻の問題を先送りできない段階に来ている。政府税制調査会の石弘光会長(一橋大学長)は7月6日、「税率は10%でも財政破たんを免れるかどうか分からない。・・いろいろ対策を講じたとしても10%は最低だろう」(7月6日・時事通信から)と述べ、税率が10〇%を大幅に上回る可能性を示唆している。消費税が10%になるのか、15%になるのか、その可能性は5分5分だと思う。
分かり切ったことであるが、消費税が15%になった場合の計算をしてみよう。4人家族で年間消費税を含めて315万円で暮らす家庭があったとしよう。税率が15%になると、同じ消費で345万円の支出になる。年間の増税分30万円がない人は、支出全体を約30万円(月25000円)節約しなければならないのだ。
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