| 2003年07月14日(月) |
長崎・駿ちゃん殺人事件の余波 |
被害者の親は、わが子の痛ましい姿に身を切られる思いだろう。加害者を出した中学校のショックも計り知れない。それにも増して、少年を知っている子供たちのショックも大きい。一番苦しむのは加害者の親で、耐えられない苦痛に苛まれる。少年犯罪の悲惨さである。 このような事件が何故起きたかという分析の前に、事件に対して社会がどのような視線を向けるかが重要なテーマだ。補導少年を出した中学校の生徒で「衝撃的な事件のショックから心身に変調を訴える生徒が相次いでいる」(13日・毎日から)という。ここで特筆しておきたいことは、生徒たちが何処へ行っても「あの中学の生徒」と白い目で見られ、ひどく傷ついているという。ほかの生徒は関係ないのだ。なんで白い目で見るのか・・・この程度の庶民が多いのかと嘆きたくなる。 このような事件があると、必ずあるのが嫌がらせ電話である。教職員は途切れのない嫌がらせ電話の応対で精神的に疲弊している。怒鳴られた経験の少ない先生たちが「殺人者を育てる学校か!」「責任を取れ!」などと怒鳴られるのであるからたまったものでない。学校関係者は、市・県の教育委員会に多くの報告書を出さねばならない。広島県のようなこと(校長と市の教育委員会次長の自殺)が起こらないように配慮しなければならない。(余録)
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