| 2003年06月17日(火) |
新入社員デートより仕事だ |
6月2日に書いたように、若者の就職戦線は厳しい。何しろフリーターで働く人417万人、失業者約200万人なのである。職を得ている人も、当然ながらこの現実を踏まえての意識変化がある。 社会経済生産性本部(牛尾治朗会長)が長年まとめて来た「働くことの意識調査」によると、今春就職した新入社員の間でも「いずれリストラされるのではないか」との不安が大きいことが分かったという。この調査は、仕事に対する意識、生活と仕事のバランスなど幅広い意識調査を継続的にしているものだ。ここでは一つだけ引用しょう。
質問の一つに「デートの約束があった時、残業を命じられたらどうする」の答えは「仕事 78・5%」(1991年調査 62%・1970年調査 69%)であったという。 まだまだ貧しく、若者がモーレツに働いた1970年、すなわち33年前の同じ質問で「69%」の人が「仕事」と答えていた。それが今では「78・5%」になっている。
この「78・5%」の内訳は「男性75%」に対して「女性85%」で、仕事に対する厳しい姿勢は女性の方が上になっている。女性の方がデートより仕事を優先しているとは思わなかった。苦労して得た仕事を大切にしょうという気持ちの表れなのだろう。
|