MOTOYANの日々題
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2021年10月14日(木) 火災発生のサイレン

空気が乾燥して火災が多くなる季節になった。高台に住んでいるのでいろんなサイレンが聞こえてくる。消防車・救急車・パトカーのサイレンの違いが聞き分けられれば火災が発生したらしいことがわかる。消防署からの火災発生のメールも届く。
地方に住んでいると火災はとても珍しいことで月に一度あるかないかなので特別の出来事になる。防災用のサイレンが全域に鳴り響き、どこかで火災が発生したことがわかる。
なぜ地域全員に知らせるのかを考えると「近くで火災が発生しましたよ」という注意喚起目的と消防団員への火災発生を知らせて出動させるためだと想像する。各地域に消防車を配置してあり、消防団員を募集して必要時に出動させるという古くからのしきたりがある。出動手当が出るようだが、ボランティアで自営業の方々を主に携わっている。招集がかかれば自分の仕事を止めて消火活動に参加する人たちだ。
都市部では火災や救助活動が頻繁に発生するので消防署員としてプロの消防士が多く配置されているからか、防災無線等で火災発生を知らせるサイレンなどは鳴らない。消防団員への連絡は消防無線を使用している。サイレンで一斉に火災発生を知らせるのはアナログ時代の名残りではないだろうか。
所用で福岡の小郡市にいた。夜中の3時に大きな音でサイレンが鳴り響いた。何事かと飛び起きた。10回ほどなってその後に消防車がサイレンを鳴らして走り出した。遠くへ向かっているようで近くではないということがわかった。
九州では福岡は都会だという認識があったのに火事を知らせるサイレンが鳴るところがあるのだと驚いた。小さいころに住んでいた地域以来のサイレンを聞いて懐かしさもあった。


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