MOTOYANの日々題
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2021年10月04日(月) 勝と西郷の攻防

NHK大河ドラマ「青天を衝け」も後半の終わりが近づき、展開も早くなってきた。主人公の渋沢栄一の活躍も毎回すさまじい勢いだ。情勢がとても不安定なあの頃の政治、経済の進み方がよくわかる。
武士の時代の権力者たちが強引で理不尽な意向が、日本の現実と外国の状況を知ることでもう通用しないことを理解するも、意地で押し切ろうとする姿がよく出てくる。薩長出身者も多く出ている。西郷、大久保、五代のことはその後も語り続けられ、鹿児島では英雄視されているが、実際はどうだったのかがドラマの主人公側からの見え方で変わっているのも大河ドラマの醍醐味だ。
標準語がなくそれぞれの出身地の方言で話しているが通訳は必要なかったのか心配だ。標準語がなかったから理解しあえたのかもしれない。
江戸城無血開城のことは、薩摩の西郷と江戸出身の勝が話し合いで合意に至ったということだが、その話し合いから約150年後の本日、西郷と勝の対決が行われた。
今年の日本女子ゴルフオープンの最終日の最終組は、鹿児島出身の勝と千葉出身の西郷二人の組み合わせで優勝争いが繰り広げられた。勝の一打差有利な状況から始まって前半は1打差のまま進んだが後半になって勝のバーディーラッシュで終わってみれば6打差で勝みなみのぶっちぎり優勝だった。
難易度の高いコースとピンポジで軒並みスコアを落とす中で一人だけ異次元のゴルフを行い、メジャー大会初優勝と3千万円の優勝賞金を獲得した。
海外ではメジャーリーグの最終戦が行われ、今季大活躍した大谷選手も9勝と46本で終わった。MVP獲得は健全な国アメリカだから大丈夫だろう。帰国が楽しみなことだろうが、帰国隔離2週間はいつまで続けるのだろう。帰国したくても隔離期間のためにあきらめている人も多いと思う。水際での攻防だから国内の緊急事態宣言解除のようには簡単ではないのだろう。


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