MOTOYANの日々題
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2021年09月27日(月) 白鵬が引退

大相撲秋場所は、新横綱の照ノ富士が史上9人目の新横綱場所優勝を決めた。そして場所明けの本日、大横綱白鵬の引退が発表された。2007年から14年間84場所も横綱をつとめてついに引退となった。
歴代1位の記録はすさまじく、通算勝利(幕内・横綱それぞれの通算も)、優勝回数45回、全勝優勝16回、連続二桁勝利、横綱在位、年間最多勝10回、横綱出場、横綱連続出場と連続勝利63連勝の2位以外は、もう更新されそうにない1位である。
熱心なあまりか、時として横綱として品格のない取り口が話題になり、モンゴル出身のためか批判されたことも多かった。かちあげ、ひじうち、張り手など相撲ではないような荒業も飛び出した。勝利への執念と横綱としての自覚と責任がそうさせたとよく解釈すれば、弱い横綱や大関への批判に比べれるとまだ軽い方だったのだろう。
横綱は、照ノ富士ひとりになり、大関陣はまだ頼りないので次の横綱誕生はまだ先のような感じだが、大相撲はスポーツではなく興行物だと思うので新横綱作りが急務だ。
丸く太ったあんこ型か小兵の技能派しかいなくて筋肉質の大型力士の台頭が待ち遠しい。ちゃんこをたくさん食べて大きくなりよりも筋トレしてプロテインを摂取して身体を作る相撲部屋はないのかと思う。
ちょんまげを廃止して裸ではなくレスリングタイツの上からまわしを絞める格好では相撲ではなくなるかもしれないが、ラグビーやアメフトから転向してくる有望な選手はいるかもしれない。これからの時代を思うとちょんまげはリスクが高すぎるような時代物だ。


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