MOTOYANの日々題
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2021年09月14日(火) はがきの交換

探し物で書類ケースを開けてみると未使用のはがきが出てきた。額面は50円だった。50円のはがきは1994年から2016年まで販売されていたのでその間に購入したものだろう。
はじめてはがきを投函したときは5円だったと記憶している。1966年までは5円でその後7円、10円、20円、30円、41円、50円。52円、62円と推移している。郵便料金の値上げや消費税増税による小刻みな値上げで現行の63円になっている。
永六輔さんのラジオ番組で「誰かどこかでー7円の唄」という人気番組があり、運転中によく聞こえてきた。庶民の日常のエピソードをはがきで投稿してそれにコメントを付けていく内容だった。
額面の違うはがきでも切手を貼って63円以上にすれば、今でも使える。例えば50円はがきなら10円切手と、2円もしくは1円2枚を貼れば大丈夫だ。はがきによる懸賞応募やラジオへのリクエストなどに使っている人が多い。しかし、通常の使い方では切手を貼るスペースがなかったり、「古いはがきをよこして」などと相手を不快にさせるような気がして使いづらい人もいる。封書は、そこまで感じないのは封筒と手紙が別になっているから封筒の切手は日本郵便との付き合いであるからだろうが、はがきは裏も表もその人との付き合いだからだろう。
さらに奥まで探してみたら、未使用の50円、52円の年賀状も発見した。合計50枚ほどになった。ただ捨てるにはもったいないし、切手を貼り足して出すこともできるが、はがきによる懸賞はほとんどなくなっているし、手数料を支払って切手に交換もできる。
そこで年賀状は、書き損じのはがきを集めて社会貢献しているボランティア団体へ寄付、官製はがきは1枚5円の手数料を払って切手に交換することにした。84円切手13枚と1円切手78枚に代わった。1円切手への交換を申し出た時に不思議がられたが、62円はがきが多量に出てきてこれを5円かけて交換するのは損だから1円切手を貼ってコツコツと懸賞生活を始めようとたくらんでいる。ちなみにはがきは1枚3グラムで応募シールなどを貼って6グラムをこえると封書などと同じ扱いになり、21円分の切手を貼って84円にしなければならないそうだ。


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