MOTOYANの日々題
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今週は、昭和の娯楽をリードしてきたヒーローふたりの訃報が飛び込んできた。 まず、アクションスターの千葉真一さんはマンガではなく実写版のアクションをはじめてテレビで紹介してくれた。特にキーハンターでは、見たこともないアクションを披露してヒーローとなった。 その後も俳優として活躍するとともにスタントマンの養成にも力を注ぎ、仮面ライダーシリーズなど映画やドラマにアクションが欠かせないものとなった。子供から大人まで楽しめるアクションは、今でも進化しながら繰り広げられている。 運動能力に優れた、みんなのヒーローでも新型コロナ感染症にやられてしまった。ワクチンを受け入れていなかったとの話もあるが、コロナの怖さを再認識することだった。 もうひとりは、上方落語の重鎮だった笑福亭仁鶴さん、大塚のレトルトカレー「ボンカレー」のCMなど昭和の時代にテレビで見ない日はないほどの落語家さんで「どんなかな〜」のフレーズはしっかりと残っている。 また、毎週土曜日のお昼には「四角い仁鶴が、まあーるくおさめまっせえ」というNHKバラエティ生活笑百科でMCを長くつとめていた。月亭可朝、桂三枝さんと3人は昭和のバラエティをけん引してきた。 14日には「遠くへ行きたい」のジェリー藤尾さん、17日にはジャニーズ創設者の藤島メリー泰子といずれも昭和に活躍した方々が80歳を過ぎて逝去し、昭和が徐々に遠くなるなる寂しさを感じるこの頃だ。 昭和を楽しく生きられたことへの感謝と偉大なエンターテイナーのご冥福をお祈りする。
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