MOTOYANの日々題
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王者候補の大阪桐蔭が、彦根の近江に敗れて男子の部は1試合で終了した本日の甲子園は、午後5時から女子の部決勝戦が行われた。 今回の25回大会から決勝を甲子園で行うようになり今回が初の試みとなった。雨の影響で日程が決まらず、コロナによる棄権などで本日に決まった。 優勝経験のある神戸弘陵と創部3年目の高知中央のゲームが始まった。塁間も投手板から本塁までの距離も同じでルールは男子と変わらない。ただ、7イニングで終わる。試合は4-0で神戸弘陵が勝った。 全国で連盟に加盟している学校が41校と世界の野球をやっている国数レベルでやっと世間に認識されてきた。今年を機に加盟校が急に増えそうで部位不足の男子野球を女子野球に切り替える学校も出てきても不思議ではない。小・中学生の競技人口が少ないので中高一貫校なら6年で全国レベルまで引き上げるのは男子に比べるとはるかに近道だ。 フェンスオーバーのホームランや外野を越える打球はあまりないだろうから外野手は前進守備でライトゴロなどがあって外野手も内野手のような守備力が要求される。2塁がスコアリングポジションではないし、レフトから三塁への送球でアウトになることもある。男子と大きな差がある、パワー・肩の強さ・走力を克服すれば勝てるチームができるだろう。 背番号は、1〜99の中から自由に選手が選べるし、ユニフォームもツートンや男子では規制されている色づかいも選べて自由度が高いのも女子には魅力だ。 野球のできる公園が少なく、甲子園開催中でのキャッチボールをする音も聞こえてこないこの頃、技術だけでなく野球のルールさえ知らない男の子が多い。女の子は父親とのキャッチボールをやっている子も多く、野球をやりたいという希望も多い。キャッチボールのできる女子が増えている。 あと数年すると女子野球の県予選も始まるのではないだろうか。創部は今がチャンスだ。野球をやりたい小中学生を集められるのも早いうちだ。
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