MOTOYANの日々題
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2021年08月17日(火) 降雨コールド

早朝から土砂災害警戒情報が出されて、スマホが大騒ぎして起こされた。枕もとのタブレットは、アラートを予想して電源を切って就寝したが、隣室のスマホはそのままだった。本来はアラートによって行動を起こすのが正解だが、平成の大合併で市の範囲が広がって、大雨が降ると必ず避難指示が出る地域へのアラートが全域の市民向けに発信される。
全国ニュースで万之瀬川が氾濫危険水位を越えたと知った。その支流である加世田川も同様だった。映像も流されていたが、小学生のころこれ以上に増水した加世田川の堤防を止められることもなく登下校していたことを思い出した。
堤防道路のすぐ下を茶色の濁流が流れていて怖いとも思わず、今なら考えられない時代だった。氾濫することはなかったし、台風での休校はあったけど雨での休校は覚えがない。雨の降り方の変化が著しい。
甲子園でも雨が降り始めて、1回戦屈指の好カードであった大阪桐蔭と東海大菅生の試合が降雨コールドになった。反撃開始の状態で中断からのコールドだったのでむごかった。プロ野球のように明日もゲームがあるのなら降雨コールドもあっていいが、負けたら終わりの学生野球での降雨コールドはなくした方がよい。
3点差だったが、もし1点差ならコールドにしただろうか。せめて同点の時点でコールドを宣言して次の日に再試合とするか、7回が終わる前にノーゲームを宣告するかのどちらかだろう。
雨で日程が厳しいのはわかるが、あとの3試合は順延になったのだから知恵が足りなかったと思う。急に降り出したわけではなく中盤から土砂降りだった。いつ止めても不思議ではなかった。
ゴルフにあって野球にないのが「サスペンデッド」だ。中断したら次の日にその続きを行うという方式だ。ゴルフでは日没や降雨で途中でやめて続きを次の日の早朝に行うことはよくあることだ。高校野球でも不完全燃焼で終わらせるより納得できる終わり方をしたいのが高校野球だ。


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