MOTOYANの日々題
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2021年04月07日(水) 朝の目覚めが早すぎる

夏に近づいてきて日の出時刻が日ごとに早くなってきた。今日の日の出が6時であり、その30分ほど前から空が明るくなり始める。
ここ数年、今の頃の朝がとても苦痛となっている。空が明るくなると目が覚めて二度寝ができずに起きてしまう。まだ2時間ほど眠れるのに布団の中でもぞもぞしてしまう。本格的に起きてしまうと昼間や夕方以降に眠気が来て寝てしまう。すると次の日の朝はもっと早く目が覚めるという悪循環だ。
しかし、よいこともある。夜明け前から夜明けまでの時間帯の空や山や街の様子の変化は実に美しい。枕草子の「春はあけぼのやうやう白くなりゆく山際、少し明かりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる」を実感できる。
特に桜島から日が昇ってくる今頃は噴煙が風向きによって風下の方へたなびいて美しい。晴れた日でなければならない条件はあるが、街、海、山、空がすべて美しい。早起きした人でなければ見られない美キャンバスだ。
5月になるとさすがに慣れてしまい、目覚めは遅くなるが4月が冬から夏への衣替えの時期で服だけではなく、身体のリズムも同様である。秋の20℃は暖かいが、今の20℃はまだ寒いのもその一例だろう。


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