MOTOYANの日々題
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昨日の雨天と違って朝から快晴になるはずだったのに空には霞がかかり、どんよりとして視界が悪い。数キロ先は見えない。太陽もフィルターがかかっているように見える。原因は、春の使者と言われる黄砂だ。 中国大陸内陸部に広がるゴビ砂漠やタクラマカン砂漠で舞い上がった黄色い砂が偏西風に乗って韓国や日本へ降り注ぐ自然現象と言われてきたが、年々規模が大きくなっていることから森林減少、土地の劣化、砂漠化などの人災である要素が高くなってきたともいわれる。 黄砂が来ていることはニュースでも知っていたし、空を見ても実感できたにもかかわらず、朝から洗車にとりかかった。数カ月ぶりだったが先週「灰が降り」昨日は雨で汚れが目立っていた。天気のいい、かんかんでりの時は乾きが早すぎて洗車には向かないのでまだ日が当たらない午前中に始めた。 教科書通りにまずタイヤとホイールの下回りからはじめて、ボディへ移った。バケツにシャンプーを入れ、散水ホースのストレート選択でバケツに勢いよく水を入れると細かなシャンプーの泡ができる。この泡とスポンジで優しくボディーを洗う。乾かないうちに水で流して、セーム皮で拭きあげてワックスをかける。 昔に比べると洗車用具も進化して短時間にきれいにできる技が盛り込まれているから1時間もあれば完了する。 雑巾代わりに使用されていた、すご技を持つ布がある。「マイクロファイバークロス」といって以前からあるものだが、吸水性と速乾力に優れているのし、洗剤なしで汚れが落ちやすい、数年前までは結構高価だったが、今では1枚30円くらいから販売されていて30枚いりで500円とかのお徳用品もある。 台所でも布きんやスポンジ代わりに使えて洗って繰り返し使えるので重宝する。洗車後、ホームセンターで20枚入り500円のクロスを購入してきた。 黄砂は怖くない。吹き飛ぶし洗い落としやすい。心配なことは桜島の降灰すなわち風向きだ。夏へ向けて東の風が多くなる季節だ。西から黄砂、東から降灰、攻められ続ける季節だ。
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