MOTOYANの日々題
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2021年03月26日(金) スポーツのある日々

野球に携わって来たものにとっては、プロ野球の開幕日は新年を迎えて、明けましておめでとうございますとあいさつしたい程である。野球へ情熱は少なくなっても、月曜日以外はゲームが行われているというだけで何か安堵感を覚える。
どのチームが勝ったとか負けたとか関係ない。テレビ中継も見られるし、新聞のスポーツ欄でもメインで取り扱われ、ネットでも記事がたくさん読めるという日々が順調に回っていると感じるからだろう。今日から半年間は安泰だ。
センバツ、女子ゴルフのアクサレディス、世界フィギアなどスポーツはコロナに配慮しながら順調に日程を消化できている。当たり前のことだがウイルスのない世界では、マスクも三密も関係ない。一日も早く超満員の観客の中で熱戦が繰り広げられる日が待ち遠しい。
渋野選手が、この大会を最後にアメリカへ渡る。渋子スマイルが今年は本気ではなくいかにも作りスマイルと感じていた。大きなスイング改造に対する周囲の評価が厳しい中でも信念を曲げずにやり切っている。
しかし、面白くなさそうに見える。シンデレラガールのように好成績をおさめたもののまだキャリアも少ない中でマスコミやにわかファンの「渋子コール」の重圧は計り知れない。逃げ出したい気持ちと挑戦したい気持ちが重なり、アメリカへということのように見える。
石川遼選手がアメリカへ出たころと似ている。常にカメラと多くのファンに見つめられ、プレッシャーと周囲への配慮からより気楽にプレーできる道を選んだ。
久しぶりに出てきたスターだからより強くなって活躍してほしい。おそらく日本でプレーしている限りは、つぶされそうで気がかりになっていた。


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