MOTOYANの日々題
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2021年03月22日(月) 今年は引き分け倍増

2年ぶりにセンバツが開催されて地味に?行われている。1回戦から秋の九州大会決勝戦の再現や同じ地区同士の対戦があり、リモート抽選会の欠点が出ている。
日本のプロ野球は26日からペナントレースが始まる。コロナの影響で観客数の制限など制約はあるものの無観客ではないのが救いか。また、延長戦は行わず、9回で同点の場合は引き分けというルールにした。
居酒屋等の午後8時や9時までの営業時間規制に同調したようだが、野球の特性からすると「引き分け」が増えることはよいことではない。メジャーは決着がつくまで延長戦をやる。サッカーやラグビーなどの時間制の競技とは異なり、9回2アウトからでも大差を逆転できる可能性がある競技だ。9回に引き分けに持ち込む戦術で行われるのが、リリーフ投手を惜しげもなく使うことだ。これまでは12回までは延長があったので選手を残しておかねばならなかったが、その必要がない。攻撃側からすると厄介だし、一発狙いになってしまうのではないだろうか。
昨年度は引き分けが最も多かった広島カープの戦績は、52勝56敗12分であり、12試合分が試合を行わなかったことになる。今年はもっと増えて「骨折り損のくたびれもうけ」になる。
勝ち点制にする案は出てこないものか。勝ち2、分け1、負け0そして完封勝ち、10点差以上の勝ちは3、この逆はー1などと決める。トーナメントではないので記録が大切だから、促進ルールは合わない。働き方改革で野球選手も残業なくお家に帰れるのは、世の中の流れだろうか。


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